ここから本文です

秋の九谷茶碗まつり初開催

北國新聞社 9/24(土) 15:15配信

 「秋の九谷茶碗まつり」(同まつり運営委員会主催、北國新聞社後援)は24日、能美市九谷焼資料館前で開幕した。強風のため初の中止となった「春」の代替イベントで、テントが連なるメーン会場は、まつりを待ちわびていた九谷焼ファンでにぎわった。

 通常の九谷茶碗まつりに比べて開催費用を3分の1に抑え、限られたスペースでの出店となったが、駐車場は満車で列ができるなど午前中から大勢の客が押し寄せた。強風に泣いた春とは違い、この日は穏やかな秋晴れ。会場には34店のテントで普段使いの平皿やカップ、抹茶碗や花器などが並び、人気店は押し合いへし合いの混雑ぶりをみせた。

 資料館内では九谷焼の名品入札会が開かれ、秋の特別展「斎田道開と佐野赤絵展」(本社後援)もにぎわった。

 金沢市に単身赴任中の本間紳一さん(55)は妻の幸枝さん(52)=さいたま市=と訪れ「こぢんまりとまとまっていて買い物がしやすい雰囲気。春に行けず残念だったので、来ることができてうれしい」と笑顔を見せた。

 今年5月の第108回九谷茶碗まつりでは、強風で初日午後からメーン会場が閉鎖となり、2日目はテントや茶碗が吹き飛ばされて落下するなどの被害で中止を余儀なくされた。今年、幕末に活躍した斎田道開の没後150年、九谷焼中興の祖と称される九谷庄三生誕200年の節目を迎えることもあり、盛り返しを期待して秋開催が企画された。

 運営委の嶋崎信之さんは午前中は4千~5千人の来場があったとし「県外の来場者が多く、驚いた。普段使いの九谷焼に触れてもらいたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:9/24(土) 15:18

北國新聞社