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敵前逃亡?「前代未聞の取組」が伝えた相撲道 “自分に挑んで自分に勝つ” 序ノ口・服部桜の決意

withnews 9/25(日) 7:00配信

 力士が自ら負けを選んだ? 大相撲秋場所で式秀部屋の序ノ口力士・服部桜が繰り返した敗退行為がネット上で話題になりました。対戦相手への恐怖心を率直に語った本人。相撲が好きで好きで、自ら部屋の門をたたいた新米力士に、師匠の式秀親方は「自分に挑んで自分に勝つのも相撲」と語りました。「相撲史に残る取組」を振り返ります。

【画像】体重60キロ台の服部桜が見せた決死の取組 自分に勝つのも戦い

4回目にようやく負ける

 問題となったのは3日目の取組。服部桜が九重部屋の錦城と対戦した一番でした。服部桜は最初の立ち合い直後、両手を前についてしまいました。

 やり直しとなった2回目は前へとダイビング。3回目には、後方へと尻もち。いずれも相手には当たらずにです。4回目にようやく引き落としで敗れました。

「来てくれたお客さんに申し訳ない」

 問題の取組がネットで話題になっていることについて、本人に真意を聞きました。

 「部屋に帰って自分の取組の動画を見て、来てくれたお客さんに申し訳ないと思った」

 そして、表情を崩さずに対戦力士への恐怖心があったことを話しました。

 服部桜は神奈川県出身。小学校の時から相撲好きで、大相撲を見に行ったときに現役だった式秀親方(当時は北桜)と記念写真を撮ったといいます。

 中学時代は陸上部で長距離をしていましたが、下半身強化のために四股を踏んだり、すり足をしたりしていると、相撲をしたいという思いが芽生えてきたといいます。

相撲への一途な思い

 中学卒業後に、角界入りへの思いを抑え切れなくなり、茨城県龍ケ崎市にある式秀部屋を単独訪問し、入門を「直訴」したほど。行司や呼び出しではなく、力士として勝負する意志は固かったといいます。

 2015年の9月に式秀部屋に入門、新弟子検査では基準に満たない体重を補うため、ペットボトル2リットルをがぶ飲みし、なんとか合格。11月の九州場所で序ノ口デビューを飾りました。相撲経験がなく、全く勝てませんでしたが、夏場所で待望の初勝利をあげました。

 服部桜に相撲への思いを聞いてみると、「こうやって本場所の土俵に上がるのが楽しい」。今後の課題について、60キロ台しかない体重を70キロ台に増やすことをあげました。

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最終更新:9/25(日) 9:44

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