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創価大・田中正義、完全復活7回0封 今秋ドラフト中心「彼にいくか、競合回避か」

デイリースポーツ 9/25(日) 6:04配信

 「東京新大学野球、東京国際大0-0創価大」(24日、岩槻川通公園野球場)

 阪神などがドラフト1位候補に挙げる創価大の156キロ右腕、田中正義投手(4年・創価)が7回4安打1四球無失点。最速155キロもマークした。右肩関節周りの炎症でマウンドから遠ざかっていた時期もあったが、完全復活が近いことを印象づけた。1年ぶり登板の流通経大・生田目(なばため)翼投手(4年・水戸工)は2回無失点で、プロ志望届を出したことも明かした。

 やはり、この男が今秋ドラフトの主役だ。創価大・田中は、巨人、阪神など8球団のスカウトが視察する中で先発。立ち上がりから150キロ超を連発し、この秋最速の155キロも計測した。前回の共栄大戦でも153キロをマークしていたが、ネット裏をうならせたのは、低めで伸びてくる球の質。中日の正津スカウトは「腕も振れているし、ことしになって一番いい。完全復活も見えてきたね」と太鼓判を押した。

 直球はほとんど打ち返させず、変化球がやや甘くなったところを4安打されたが、9三振を奪い三塁を踏ませない。昨年、獲得を公言した楽天の立花陽三球団社長も「不安は払拭(ふっしょく)された。彼にいくか(競合を)回避するか。ドラフトは彼が中心になると思う。個人的には5、6球団になると思う」と話した。

 六回2死一、二塁を三振でしのぐと、派手なアクションも飛び出した。「ある程度、下半身を使えるようになったので、球数が増えてもそれほど影響がなかった」と田中。この秋3試合目で最多の99球を投げてもなお余裕。雨が激しくなりコールドとなったが余力も十分あった。マウンドを離れていた間に高校生投手らの評価が高まったが、そんなものも吹き飛ばす快投だった。

最終更新:9/25(日) 7:46

デイリースポーツ