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【RIZIN】“野獣”藤田和之 バルトに敗れ引退表明

東スポWeb 9/25(日) 21:37配信

“野獣”藤田和之(45)が「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND‐PRIX2016 無差別級トーナメント開幕戦」(25日、さいたまスーパーアリーナ)で元大相撲大関のバルト(31)と対戦。巨体を崩せず判定0―3で敗れた。

「覚悟をもって臨む。自分の中ではけじめのつもり」。大一番に向け悲壮な決意を口にしていた藤田だが、その思いは結果に結びつかなかった。約70キロの体重差で圧力をかけられ有効な攻撃を繰り出せない。タックルを仕掛けても潰され、打撃を返された。

 結局、藤田は判定で敗北。試合後、吹っ切れたような表情で会見に現れると「結果は結果なので。試合前から言っていたとおり、スキルが高い。ただ、余計な肉がついているな。稽古が足りないんじゃないかな。ただ、悔しいというのはない。体もあるし、もっと稽古したらもっともっと強くなる」と相手を褒めたたえた。

 さらに今後について問われると、その目から突如涙がこぼれ始める。「スッキリした。MMAとかじゃなくて“もう、いいんじゃないか”という気持ち」と話すと言葉を詰まらせた。さらに「猪木さんに拾ってもらってちょうど20年なんですよ。入った時はもう…、こんな、しょうもない…、今でもしょっぱくて、それでもこうしてチャンスをもらえたことに感謝している。引退式とかいらない。やりきった感がある」と続けた。

 続けて、大粒の涙をこぼしながら「皆さんに迷惑をかけながらいろんな経験をさせてもらったことに感謝しています。本来ならリングで引退式やったり、というのがあるのかもしれないけど、おれはこれでいい。引き際はこれでいい」と言い切った。

 総合格闘技はもちろん、プロレスも引退することを表明した藤田。最後は深々と頭を下げて、会見場を去った。

最終更新:9/26(月) 12:07

東スポWeb