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源平合戦・五輪多彩に 中田かかし祭

北日本新聞 9/25(日) 0:31配信

 世相を反映したかかしが大集合―。24日に高岡市中田地区中心部で開幕し、工夫を凝らした約200体が会場を彩った「第33回中田かかし祭」。源平合戦「般若野の戦い」を再現した「テーマかかし」も展示され、同地区の歴史を伝えている。

 般若野の戦いは1183年に現在の中田地区であり、武将・木曽義仲が平家軍を破った戦として知られる。中田中央公園に陣幕を張り、甲冑(かっちゅう)を身に着けた38体を並べた。討たれて地面に倒れたり、やりを振り上げたりする武者の姿は迫力満点。夫婦で訪れた小矢部市埴生の吉家隆三郎さん(82)は「実際の戦場の様子が思い浮かぶ」と作品に見入っていた。

 リオ五輪金メダリストの登坂絵莉、田知本遥両選手のかかしも並んだ。今年のグランプリに選ばれた登坂選手のかかしは地元の大門美容院が作り、日の丸を掲げて雄叫びを上げている様子を表現。肌の表面はサンドペーパーを掛けて滑らかに仕上げ、リアルな質感を追求した。高岡市下山田の河合博子さん(69)は「細かいところまで気を配っていて本人そっくり」と感心していた。

 人気を集めているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」をモチーフにした作品も登場。中田小学校1年の高畠侑士君(6)は「表情が面白いし、色もきれい」と笑顔で話していた。

北日本新聞社

最終更新:9/25(日) 0:31

北日本新聞