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後半AT6、8分に連続失点も…小林悠が“90分+10”に劇弾!川崎Fが年間1位キープでCS出場決定

ゲキサカ 9/25(日) 21:51配信

[9.25 J1第2ステージ第13節 川崎F3-2横浜FM 等々力]

 年間勝ち点1位の川崎フロンターレはホームで横浜F・マリノスと対戦し、3-2の劇的勝利を飾った。2-0とリードしていた後半アディショナルタイムに2失点を喫し、同点に追いつかれたが、後半アディショナルタイム10分にFW小林悠が決勝点。2試合ぶりの白星で年間3位以内も確定し、チャンピオンシップ出場を決めた。

 FW大久保嘉人とMFエドゥアルド・ネットが出場停止の川崎Fは韓国代表GKチョン・ソンリョンも負傷欠場し、GK新井章太が今季初先発した。システムは小林を1トップに置く3-4-2-1を採用。シャドーの位置に3月12日の名古屋戦以来、27試合ぶりの先発となったMF狩野健太と10試合ぶり先発のMF三好康児が入った。

 苦しい台所事情の川崎Fだが、“代役”がきっちりと仕事を果たした。前半14分、小林の右クロスに狩野がダイビングヘッドで合わせ、ゴール左隅に流し込む先制点。先発起用に応える狩野の移籍後初ゴールで均衡を破り、前半を1点リードで折り返した。

 後半5分、川崎Fにアクシデントが襲う。横浜FMの左FKの場面。MF兵藤慎剛がゴール前に蹴り込むと、パンチングでクリアしようとした新井の顔面にDF谷口彰悟のひじが入り、ピッチに倒れ込んだ。試合は約5分間にわたって中断。新井は立ち上がってプレーを続けたが、後半21分、再びピッチに座り込んでしまう。脳震とうを起こしていたか、同24分、今季初めてベンチ入りしていたGK高木駿と交代。今季、期限付き移籍先の千葉から復帰した高木はこれがJ1デビュー戦となった。

 相次ぐGKトラブルに見舞われた川崎Fだが、後半39分、MF田坂祐介のスルーパスに抜け出した三好が左足のループシュートでゴールネットを揺らし、2-0。19歳の3試合ぶり今季3ゴール目で勝負あったかと思われたが、後半アディショナルタイムに信じれない展開が待っていた。

 GKの負傷などもあり、場内に表示された後半のアディショナルタイムは「9分」。その6分に横浜FMはMF天野純の右クロスにFW伊藤翔が頭で合わせると、GKの手をかすめてクロスバーに当たった跳ね返りをMF中町公祐が押し込んだ。1点を返し、さらに攻勢に出る横浜FM。後半アディショナルタイム8分、高い位置で相手のバックパスを奪ったMF齋藤学がゴール前に切れ込み、マイナスの折り返しを伊藤が左足で蹴り込んだ。

 96分と98分のゴールで2-2の同点に追いついた横浜FM。川崎Fにとってはまさかの展開だったが、ドラマはここで終わらなかった。その2分後、MF中村憲剛の右CKがファーサイドに流れたボールを田坂が拾ってゴール前にクロス。これを小林がヘディングで流し込み、3-2と勝ち越した。90分+10。後半アディショナルタイム10分に生まれた劇的な決勝点で勝ち点3をもぎ取った。

 小林は試合後のヒーローインタビューで「自分が決めるしかないと思ったし、自分が決めると信じていた。その結果がゴールにつながってよかった」と興奮冷めやらぬ様子。出場停止の大久保に代わって1トップを務め、「『(大久保)嘉人さんの分も』という気持ちもあったし、今日は絶対に自分が決めないといけないと思っていた」と、チームを勝利に導く1ゴール1アシストに胸を張った。

最終更新:9/25(日) 22:58

ゲキサカ

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