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ドローンで「水稲」と「海岸保安林」を監視…新潟で実証プロジェクト

レスポンス 9/26(月) 10:30配信

NTTドコモ、新潟市、ベジタリア、自律制御システム研究所(ACSL)は21日、エアロセンス、国家戦略特区である新潟市とドローン実証プロジェクトに関する連携協定を締結した。

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連携協定締結を受けて、ドローンを活用した水稲のモニタリング、栽培管理、海岸保安林のマツ枯れ対策・維持管理手法開発を目的に、「水稲プロジェクト」「海岸保安林プロジェクト」の2つのプロジェクトを実施する。

「水稲プロジェクト」では、ドコモ、新潟市、ベジタリア、ACSLの4者が、水稲の病害虫の発生状況監視や収穫時期の予測を目的に、ドローンを活用し、米の品質向上・収穫量増加に取り組む。

従来、いもち病などの病害虫の発生や、収穫時期は、目視と水稲向け水管理支援システム「PaddyWatch」などのセンサを活用して対応していた。今回、ドローンに搭載したカメラで上空からも水田の状況を把握、空撮画像を分析することで、より精度の高い収穫時期を予測する。

「海岸保安林プロジェクト」は、ドコモ、新潟市、ベジタリア、エアロセンスの4者が、海岸保安林のマツ枯れ対策や維持管理の手法開発を目的に、ドローンを活用して伐倒駆除の効率化とマツ枯れ被害の防止に取り組む。

全国の海岸保安林は、毎年約50万平方メートルのマツ枯れ被害にあっており、これまで被害木の伐倒駆除では、被害状況を目視によって確認し、作業をしていた。今回、ドローンに搭載したカメラによる空撮画像分析結果とGPSによる位置情報を用いて、より的確に被害木をピンポイントで特定する。また、空撮画像を立体視して被害木の高さを測定する取り組みも予定しており、伐採業者による被害木の高さを測定する作業が省略でき、コスト低減も図れる。

ドコモは、2つのプロジェクトに、人工知能(AI)技術であるディープラーニングを使った高精度な画像分析技術を提供する。ドローンからの撮影データと、地上でのセンサや人手により収集するデータを組み合わせ、ビッグデータとして分析することで、より精度の高い情報を抽出、実証プロジェクトに役立てていく。

《レスポンス レスポンス編集部》

最終更新:9/26(月) 10:30

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