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おにぎり握り世界一へ 1000人超え挑戦 9日新米祭り

福島民報 9/26(月) 10:26配信

 福島県湯川村は10月9日、道の駅「あいづ 湯川・会津坂下」を会場に開く新米祭りで、5分の制限時間内に同時におにぎりを握る人の数を競うギネス世界記録に挑戦する。現在の「世界一」は秋田県能代市の858人だが、村内外から参加者を募り一気に1000人超えを目指す。名だたる称号を得て、「米どころ湯川」の名前を国内外に発信し、村産米の消費拡大と一層の産地化を目指す。
 おにぎりを同時に握る人の数で世界記録を目指す挑戦には、ギネス・ワールド・レコーズ社によって基準が設けられている。5分以内に参加者全員が1個ずつ仕上げるが、ご飯の量は100グラム以上とする。具は同じものをそろえ、中身が見えないようにする。おにぎりの形と握る方法も統一するという。
 湯川村は村内産コシヒカリのご飯200キロ以上を用意し、能代市の持つ世界記録に挑む。ギネス・ワールド・レコーズ社の公式認定員が立ち会い、新記録を樹立すれば認定証を授与する。作ったおにぎりはその場で味わう。
 ギネス挑戦のきっかけは8月に東京都内で開かれた移住相談会だった。出席者から「湯川村ってどこにあるのですか」という質問が出て、担当者は落胆したという。村はふるさと納税の寄付者にコメ1俵(60キロ)を贈る取り組みを続け、全国から注目を浴びている。平成27、28年度とも7千人以上から3億円を超える金額が集まったが、「知名度はまだまだ低い」と実感した。
 どうすれば村の名前をさらに全国に売り込めるのか。たどり着いた答えが、ギネス挑戦だった。
 村は今回の取り組みをきっかけに、村外からの農業体験を受け入れ、村産米のうまさを知ってもらうツアーを積極的に企画する。首都圏で開く移住相談会などの際、米どころをアピールし、村内での就農を呼び掛ける。
 村地域振興課の川島茂宏主任主査は「ギネス世界記録をきっかけに湯川米を食べてみたい、湯川村に住みたいという人を増やしたい」と意気込んでいる。

■米どころ魅力発信全国から参加募集

 湯川村はギネス世界記録に挑戦する人を募集している。小学生以上が対象で、最大1152人まで受け付ける。参加無料。
 道の駅「あいづ 湯川・会津坂下」で10月9日正午に開始し、記録に二度挑む。
 事前登録制で、電話かファクスで村地域振興課に申し込む。
 問い合わせと申し込みは村地域振興課 電話0241(27)8831、ファクス0241(27)3761へ。

福島民報社

最終更新:9/26(月) 11:30

福島民報