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【RIZIN】引退表明の藤田にカシンが待った

東スポWeb 9/26(月) 16:46配信

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で“野獣”藤田和之(45)が、元大関のバルト(31)に判定0―3で敗れた。試合後、藤田は涙ながらに引退の意思を表明。しかし盟友の“悪魔仮面”ケンドー・カシン(48)はこれを真っ向から否定。野獣に現役続行を求めた。

 藤田は実に約70キロも重いバルトに圧力をかけられ、有効な攻撃を繰り出せない。果敢にタックルを仕掛けるも、ことごとく潰されて打撃で返された。

 結局、判定にもつれるも0―3で完敗。藤田は試合後にふっ切れたような表情で「結果は結果なので。試合前から言っていた通り(バルトは)スキルが高い」と相手を称賛した。しかし今後について問われるや涙を流しながら「スッキリした。『もう、いいんじゃないか』という気持ち。本来ならリングで引退式やったりというのがあるのかもしれないけど、俺はこれでいい」と話し、深々と頭を下げた。事実上の“引退表明”だ。

 実は藤田の“異変”は試合前からあった。この日もセコンドについた盟友のカシンは「いつも試合の前日まで酒を飲むのに、今回は2日前から飲まなかった。いつもとは違ったのかもしれない…」と証言する。微妙に歯車が狂っていたとすれば、唐突な発表も納得がいく。

 それでもカシンは「『引退する』ってハッキリとは言っていない。だったら引退はしないでしょうね。負けるとすぐ『辞める』って言う人だから」と引退を否定。総合格闘技から退いたとしても、プロレスでの現役続行を希望しつつ「どうしても引退するなら、大仁田厚と決着をつけてからにしてくれ。そうしてから来年に(還暦で引退予定の)大仁田と一緒に引退すべき」と話した。悪魔仮面らしい表現ではあるが、藤田への再起エールであることは確かだ。

 野獣は本当にその言葉通り、リングから去るのか。それとも、盟友の言葉を受けて再起へ向かうのか。その去就が注目される。

最終更新:9/26(月) 16:46

東スポWeb

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