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【新日本】IC王座奪取の内藤「中邑色を消す」

東スポWeb 9/26(月) 16:46配信

 新日本プロレス25日の神戸大会で行われたIWGPインターコンチネンタル選手権は、挑戦者の内藤哲也(34)がマイケル・エルガン(29)を撃破して第15代王者に輝いた。史上初の新日プロ3大王座戴冠を果たした内藤だが、最後のベルト・ICにはかつての絶対王者・中邑真輔(現WWEのシンスケ・ナカムラ=36)の印象が強く残る。その払拭を自らの使命とした制御不能男の秘めたる思いとは――。

 両軍セコンドが入り乱れた王座戦が動いたのは30分過ぎだ。エルガンボムをカウンターのデスティーノで脱出すると、正調デスティーノで3カウント奪取。IWGPヘビー級、NEVER無差別級王座に続き3大王座戴冠を達成した内藤は、試合後にベルトを放り投げる暴挙に出た。

 傍若無人極まりない新王者が唯一主張したことがある。ICベルトからナカムラ色を消し去ることだ。そこには内藤の譲れないプライドがある。「俺は今年(ナカムラの)穴を埋める以上のものを見せてきたつもり。いま影響が残ってるのってICだけでしょ。なら完全に排除することが、新日本のためであり、彼のためでもあるんじゃない?」

 新たなカリスマとしての地位を築きつつある内藤だが、思い起こせば全てナカムラの「逆」を歩んできた。若手時代に勧められた総合格闘技挑戦はアッサリ断った。助言を受けてもなかなかその通りにできず、ついには従わなくなった。ブレークのキッカケをつかんだ時期は、ナカムラと2人で開発したスターダストプレスを封印した時期と重なっている。

 ナカムラの移籍が発表された1月、ただ1人だけ壮行ムードに異を唱えたのも内藤だった。「いない人間の影は必要ないでしょう。新日本が先に進むために」。ナカムラに「逆らう」ことで新時代の中心に立った内藤。新たな時代を築くのは制御不能男しかいない。

最終更新:9/26(月) 16:46

東スポWeb