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“日本のメッシ”15歳久保 飛び級でU-20代表入りか

東スポWeb 9/26(月) 16:46配信

 2020年東京五輪へ向け“日本のメッシ”を異例の抜てきだ。U―16日本代表MF久保建英(15=FC東京U―18)が来年、飛び級でU―20日本代表(現U―19)に招集されることが濃厚になった。日本サッカー協会では育成年代の強化会議で久保の昇格プランが検討されており、待望論も高まっている。早ければ来年5月のU―20W杯(韓国)で“世界デビュー”を飾りそうだ。

 久保は現在、インドで開催中のU―16アジア選手権に日本代表の一員として参加。スペイン1部バルセロナの下部組織で磨いた類いまれなテクニックを持ち、中学生にしてFC東京のトップチームの試合に出場できる2種登録されて注目を集めた。そんな“日本の至宝”に、協会はエリートコースを準備している。

 育成年代の強化計画に携わるJクラブ関係者は「協会のアンダーカテゴリーの会議では久保に関する話題も出ている。基本的には慎重に育てる方針のようだが、才能を考えればなるべく早い段階から高いレベルに置くべきという意見も確かにある。今後の成長次第だが、来年中に飛び級もあるのでは」と明かした。

 現在のU―16代表の1つ上のカテゴリーとなるU―19日本代表は、原則23歳以下の選手で臨む東京五輪のメーン世代だ。久保はすでに8月に行われた日本クラブユース選手権で得点王を獲得。高校年代に交じっても頭一つ抜けている存在だと証明した。さらにFC東京が中学生の身で超異例のトップチーム登録に踏みきったのも、世界クラスの潜在能力のある久保をユースレベルでプレーさせていたら成長につながらないと判断したからだ。

 世界では10代にして欧州ビッグクラブで活躍する選手もおり、飛び級は珍しくない。日本でもMF香川真司(27=ドルトムント)が飛び級で北京五輪代表としてプレーした実績がある。協会関係者も「あれだけ活躍しているなら、早くもっと上のカテゴリーに上げるべき」と話すように、協会内では久保の昇格待望論は高まっている。4年後を見据えれば、自然の流れだ。

 U―16代表は来夏開催のU―17W杯(インド)の出場権を獲得。これにより、久保は同代表での活動がベースになる。ただU―19代表が10月のアジア予選(バーレーン)を突破し、U―20W杯の出場権を得れば、久保はU―20代表メンバーとして先に“世界デビュー”を果たす可能性もありそうだ。

 日本が誇る天才少年は飛び級でますます注目を集めるのは間違いない。

最終更新:9/26(月) 16:46

東スポWeb

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