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平昌五輪まで500日 韓中日の協力が北東アジアの緊張解消

聯合ニュース 9/26(月) 16:37配信

【ソウル聯合ニュース】「今やアジアの時代だ」――。

 2018年平昌冬季五輪・パラリンピックが開かれる韓国北東部の江原道・平昌で22日に韓中日3カ国が初開催したスポーツ行政担当相会談に出席した国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が述べた言葉だ。

 バッハ氏は平昌五輪を皮切りに、20年東京五輪、22年北京冬季五輪と北東アジアで開催される一連の大会について触れ、「五輪が同じ大陸、しかも地理的に隣接した地で相次いで開かれるのは史上初めてのことだ」と意味づけた。

 韓中日は3カ国での五輪連続開催が地域発展の良い契機になるとの認識を共有し、既に協力策の模索に乗り出した。8月に韓国・済州島で開かれた韓中日文化相会合と今回のスポーツ行政担当相会談がその舞台となった。

 担当相会談では「平昌宣言」を発表する成果をあげた。宣言には「韓中日がスポーツ分野の交流と協力により相手に対する理解の幅を広げ、重要な基礎を築くことになると認識し、3カ国の未来志向的な交流と協力を定着させていく」との内容が盛り込まれた。

 3カ国は、スポーツ交流活動を通じた相互理解と信頼の促進・強化を基盤に、東アジアの平和共存に向け努力することで合意。五輪・パラリンピックの成功に向けたノウハウの共有、ブーム醸成などを進めるとともに、スポーツを通じた社会発展のみならずスポーツ産業がアジア発展の持続的な原動力となるよう努めることでも一致した。

 また、五輪開催後も競技施設を単なるスポーツ施設として残すのではなく、人類社会に寄与できる遺産として継承するために協力するほか、過去の緊張を乗り越え共同繁栄の新たなビジョンを提示し、東アジアが世界平和の中心となるよう力を合わせていくことも確認した。

 これは多少不安定な北東アジア情勢を五輪というスポーツ大会を通じ前向きな雰囲気に転換できることを示す例でもある。

 北朝鮮の核実験強行で朝鮮半島情勢が緊迫する中、北朝鮮が平昌五輪を通じ再び国際舞台に姿を現すかにも注目が集まる。

 北朝鮮の張雄(チャン・ウン)IOC委員は先月のIOC総会で「2年後、平昌で開かれる総会に出席する」と明言した。

 北朝鮮は14年に韓国・仁川で開催されたアジア大会のときは選手を出場させただけでなく、閉会式に黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長、崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党書記(当時)、金養建(キム・ヤンゴン)党統一戦線部長(当時)という3人の最高幹部を派遣した。

 平昌、東京、北京での五輪開催は、スポーツを越え国際政治、社会、経済の面でも大きな意味を持ち、効果があると期待されている。

最終更新:9/26(月) 16:40

聯合ニュース