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【オールカマー】貫禄Vゴールドアクター 有馬記念連覇へ“精神面”クリア

東スポWeb 9/26(月) 21:50配信

 GIIオールカマー(25日=中山芝外2200メートル)は、昨年の有馬記念馬ゴールドアクター(牡5・中川)が天皇賞・春の12着惨敗を払拭する貫禄V。これで重賞4勝目とし、秋のGIロードへ大きな弾みをつけた。レースを振り返るとともに、この先続く年内のGI・2戦を占う。

 スタート直後、クリールカイザーが勢い良く飛び出したが、これを制して果敢にレースを引っ張ったのがエーシンマックス。これにより前後半4ハロンがほぼイーブンペースに(47秒4→47秒6)。縦長の展開や紛れの少ないラップ構成は一発屋の台頭を封じ込む。ゴールドアクターにとってはまさにおあつらえ向きの状況となったが、先に先頭に立ったサトノノブレスをなかなかかわせず、やや拍子抜けする勝ちっぷりでもあった。

 もっとも、レース後に吉田隼が「休み明けで少し重め残り。いつもよりも反応が鈍かった」と明かしたように、馬体のつくりは前走比6キロ増の数字以上に余裕のあるもの。中川調教師も「今回は勝ち負けよりも内容重視で」と口を揃えたように、明らかに仕上がり途上での秋初戦だった。

 それを踏まえればレース内容は悲観するどころか、満点評価も可能だ。「パドックでは天皇賞の時よりも落ち着いていたし、イメージ通りのレース運び。外から動いてくる馬(マリアライト)に合わせて動いていった。このまま順調にいってくれれば」と吉田隼が安堵の表情を浮かべたように、今回の課題だった“平常心を保ってレースに臨む”はほぼクリア。さらには自在性の高さを改めて実証した。この後はさらに強敵が揃うGIでの戦いとなるが、今後の上積みが確実なのだから、陣営はより自信を深めたことだろう。

「今日だけではパシファイアー着用の効果は分からないが、ひとまずは装鞍所からレースまでイレ込まずに向かえたのは収穫。体つきは完成の域に近づいてきたし、昨年以上に大きな期待を持って臨みます」

 普段は控えめな中川調教師の口調も自然と力強くなる。次走予定のジャパンC(11月27日=東京芝2400メートル)まで短期放牧を挟むかどうか未定だが、今季の最大目標である“有馬記念V2”へグッと近づいた一戦だったのは間違いない。

最終更新:9/26(月) 22:11

東スポWeb

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