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【神戸新聞杯】サトノダイヤモンド クビ差Vもあくまでトライアル仕様! 菊花賞でさらに輝く

東スポWeb 9/26(月) 21:50配信

 25日、阪神競馬場で行われた菊花賞トライアルのGII神戸新聞杯(芝外2400メートル=3着までに優先出走権)は、単勝1・2倍の圧倒的1番人気に支持されたサトノダイヤモンド(牡・池江)が優勝。クビ差の勝利はインパクトには欠ける内容だったが、検量室から聞こえてきたのは本番へ向けての明るい見通し。レース直後の陣営の声とともに同馬のラスト1冠取りの可能性を展望する。

 2着ミッキーロケットのインからの猛追でクビ差の辛勝。圧倒的な勝利を期待していたファンには物足りない内容に映ったかもしれない。だが、陣営にとってこの一戦は着差以上に中身があった。

 レースが動いたのは、勝負どころの3コーナー過ぎ。サトノダイヤモンドが早めに外を回って進出を開始し、前を捕らえにかかる。「休み明けだったのでちょっとかかった。ペースも速くなかったので早めにまくっていった」(ルメール)

 直線では後続の追い上げを許したものの「早めに抜け出した分、ストップがかかった。でも後ろの馬が来てからは反応が良かった」と鞍上はしっかりした感触を感じていた。「ゴールまでファイトしたことはいい経験だったし、次はもっと良くなる」。改めてパートナーの能力をたたえるとともに、菊花賞に向けて確かな手応えを口にした。

 レースを見守った池江調教師も「久々の分、いつもの脚じゃなかったね。ただ、次もあるので6ハロンの追い切りを2本しかやってなかったんだ。そんな中でも結果を出せたのは大きい」とあくまで“トライアル仕様”だったことを強調する。

 ダービー2着後は落鉄の影響で痛めた爪の回復を待ちながらの調整だったサトノダイヤモンドに対して、2着=ミッキーロケットは菊花賞出走を確定させるために3着以内が必要な勝負駆け。コース取りもロスを最小限に抑えたもの。着差以上に力の違いは明白だ。

 これで東西の菊花賞トライアルは春の実績馬が順当に勝ち上がった。本番では皐月賞馬ディーマジェスティとの2強対決がより鮮明となる。「一度使ったことで次はもっとリラックスして走れるはず。課題らしい課題はなかったし、ラスト1冠へ見通しが明るくなりました」(池江調教師)

 ひと叩きでさらに輝きを増すサトノダイヤモンド陣営が強力ライバルへ宣戦布告――。10・23菊花賞は、ダービー馬マカヒキの不在を感じさせないハイレベルな大決戦となりそうだ。

最終更新:9/26(月) 22:10

東スポWeb

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