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柴咲コウ、冬の釧路に20日間“缶詰め” ドラマ撮影で孤独と向き合う

オリコン 9/26(月) 5:00配信

 女優の柴咲コウが、ABC・テレビ朝日系で放送される『ABC創立65周年記念スペシャルドラマ「氷の轍」』(11月5日 後9:00~11:06)に主演することが明らかになった。直木賞作家・桜木紫乃氏がドラマのために原作を書き下ろした。柴咲は北海道・釧路に“単身”乗り込み、約20日間も“缶詰め”になって撮影に参加。「孤独」と「屈託」を抱えた新人刑事の役と向き合い、「自分をがんじがらめに」したと話している。

スペシャルドラマ「氷の轍」場面写真

 まず、ロケ撮影で一ヶ所に3週間ちかく滞在した経験がいままでなかった、という柴咲。あえてマネージャーも同行させず、「なるべく一人の時間を作るようにしていました」と徹底してストイックな姿勢で臨んだ。

 「私、合宿形式が好きみたいです。撮影をしてご飯を食べて、寝て起きて、ストレッチをして、撮影をして…という毎日毎日その繰り返し。ルーティンとはこういうことなのだと思いました。私が普段の生活でルーティンが中々作れない人間なのですごく心地よかったです」。

 柴咲が演じるのは出生に秘密を抱える北海道警釧路中央本部の新人刑事・大門真由。自分を産んだ母の顔も名前も知らずに育ち、唯一の肉親である父親の史郎(塩見三省)は病に倒れ、余命いくばくもない。抗うことのできない運命を前に真由は、心に重石を抱えたまま他者に理解を求めない生き方を選び、父と同じ刑事の道へ進んだ。

 殺人事件を扱う捜査一課の刑事としてまだ駆け出しの真由は、教育係を兼ねる先輩刑事の片桐周平(沢村一樹)とコンビを組む。片桐は新人のころに史郎から薫陶を受けた刑事の一人で、真由の生い立ちの秘密も承知していた。2人は釧路の雪原から冷凍状態で発見された身元不明の男の捜査を担当することになる。

 柴咲、沢村、塩見のほかに、事件の舞台となる釧路で有名な水産加工会社を経営する女社長に余貴美子、真由と冬のスケートリンクで顔を合わせる独り身の女性に宮本信子、さらには嶋田久作、品川徹、岸部一徳らが出演する。

 原作を書き下ろした桜木氏は、「『ひとの生い立ち』が60年という時間を超えて交差する物語。瀧本智行監督には『原作はきっかけ、好きに作ってください』と申し上げました。視聴者のみなさまに、あの“寒さ”と“かなしみ”と“あふれる情”がまっすぐ届きますように。ひととき、冬の北海道を旅していただけたらうれしいです」とコメント。原作小説『氷の轍』は放送に先駆けて小学館より9月29日に発売される。

最終更新:9/26(月) 10:05

オリコン

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