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JR九州の株主優待をお得に楽しむ前に知っておきたいIPOとは

投信1 9/26(月) 16:35配信

JR九州の上場が2016年10月に決定されました。あれ!  JR九州はまだ上場してなかったの?  という方も多いでしょう。そこで、今回は新規株式公開(IPO)と株主優待に詳しい個人投資家向けメディア・株1(カブワン)編集部にJR九州のIPO株を入手するためのポイントや株主優待の魅力について伺いました。

新規株式公開、IPOとは何か

――そもそもIPOとは何でしょうか。

株1編集部(以下、株1):IPOとは、Initial (=初めの)Public(=公開の) Offering(=売り出し)の略です。新規株式公開とも言います。既存の株主が株式を手放して、株式を証券取引所に上場させ、多くの人が売買できるようにすることですね。

上場することを英語ではGo Publicと言いますが、既存株主の手を離れ、公の場に株式が華々しく登場するイメージです。ちなみに、JR九州の場合はこれまで独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が全株を保有していました注1
。注1:JR九州のこれまでの株主構成について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

>>JR九州が上場(IPO)決定! -株価、事業、幹事証券まで徹底解説

なぜJR九州は株主優待制度を充実させるのか

――なるほど。これまでは特定の投資家が保有していた株式が上場することで一般の投資家でも投資できるようになるということですか。

株1:そうです。JR九州は今回のIPOで、株主の中でも個人投資家のすそ野を広げ、より多くの個人投資家に株式を保有してほしいと考えているのではないかと思います。

そう考える理由の1つとして、今回JR九州が発表した株主優待がびっくりするほど魅力的だということがあります注2
。株1でも株主優待銘柄を数多くご紹介していますが、JR九州の株主優待内容が発表された時は編集部がどよめきましたよ。「これはお得すぎる」と。注2:JR九州の株主優待内容について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

>>JR九州が上場! IPO株を入手して株主優待でお得に旅行する方法

――JR九州は、なぜ個人投資家に対して積極的にアピールしているのでしょうか。

株1:JR九州以外で上場しているJR各社には東日本旅客鉄道 <9020> 、西日本旅客鉄道 <9021> 、東海旅客鉄道 <9022> があります。時価総額などを考慮すると、JR九州は他のJR銘柄と比較して、外国人投資家や機関投資家から見た時には調査対象としての優先順位が劣後すると言えます。

というのは、JR東日本とJR東海の時価総額はいずれも3.6兆円程度、JR西日本でも1.2兆円ありますが、JR九州は上場時で4,000億円、よくても5,000億円程度になると見られています。

機関投資家は時価総額の大きな銘柄から調査し、保有することが多いので、機関投資家にアピールするには、よほどの成長性があったり、バリュエーションが割安でないと難しいのではないでしょうか。そうした状況を踏まえると、JR九州が個人投資家に対して積極的な理由が分かります。

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最終更新:9/26(月) 16:35

投信1

チャート

東日本旅客鉄道9020
9850円、前日比+175円 - 12/9(金) 15:00

チャート

西日本旅客鉄道9021
6934円、前日比+39円 - 12/9(金) 15:00

チャート

東海旅客鉄道9022
18515円、前日比+415円 - 12/9(金) 15:00