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中国産マグネの対日価格、ジリ高・2430~2460ドル

鉄鋼新聞 9/26(月) 6:00配信

 アルミの添加材などに使われる中国産マグネ地金市況がジリ高基調に入った。21日時点の対日価格はCFR(船賃込み本船引渡し条件)2430~2460ドルと9月初めから約4%上昇。盆明け後の横ばい推移が2週間続いた後、強含みに転じている。非鉄専門商社タックトレーディング(上島隆社長)によると、中国現地マグネ工場の生産減や過剰在庫の解消などが背景にあるもようだ。

 同社のまとめによると、今年1~7月の累計生産は36万トンで、年産換算では61万~62万トン。中国マグネシウム協会が発表している2015年生産量は85万トンだったため、前年比2~3割減のペースで推移している。
 また、輸出は昨年1年間で40万トンだったのに対し、今年は年産42万トンペース。中国内需も2~3%成長が見込まれることから「需要対比で10%以上の生産不足を示している」(同)とみられる。
 上島社長は今後の見通しについて「市場心理が安定している場合は2500~2600ドル、不安に転じて仮需も入りだせば暴騰し、高値2800ドルまで上昇する可能性もある」と観測する。

最終更新:9/26(月) 6:00

鉄鋼新聞