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超える?超えない? 「106万円の壁」手取りの変化と「社会保険」に加入するメリット

マネーの達人 9/26(月) 5:21配信

10月1日から501名以上の企業に勤めるパート従業員は、年収が106万円(月8.8万円)以上になると社会保険に加入することになりました。

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これまで130万円の壁を超えない程度に就業調整をしてきた方にとっては、106万円の壁を超えて働くべきか否か、悩ましい問題だと思います。

そんなお悩みを抱えるA子さんの事例を用いて、106万円の壁とこれからの働き方について考えてみたいと思います。

【A子さんのケース】
A子さんは現在、パートとして年収120万円(月収10万円)で働いています。
106万円未満に抑えて扶養内で働くか、今まで同様の働き方で社会保険に加入するか悩んでいます。

・ A子さん(40歳) 
・ 夫(40歳、会社員年収500万円)
・ 娘(8歳)
<A子さんの年金加入記録>
・ 厚生年金加入期間(60月)
・ 国民年金加入期間(180月)未納なし 
・ 加入実績にもとづく老齢基礎年金額 約39万円
・ 加入実績にもとづく老齢厚生年金額 約 9万円


働き方を決める際には、次の3つの視点で、ご自身が何を大切にしたいか優先順位をつけてお考えいただければと思います。

(1) 手取の変化
(2) 年金額や保障の変化
(3) ライフプラン、キャリアプラン

(1) 手取りの変化

まず、手取りの変化から見ていきましょう。

現在120万円の年収で働くA子さんが、10月から501名以上の従業員を有する企業で、年収105万円(扶養内)で働く場合、120万円~145万円で働く場合の手取の変化は図のようになります。

扶養内に抑えると収入そのものが減り手取りは減少します。収入に変化がない場合は社会保険料が発生しますので手取りが減少します。143万円以上働けば手取を現在と同じに回復させることができます。

(注)夫が自営業等(第1号被保険者・国民年金)の場合には、社会保険に加入しても手取りが減少することはありません。

次に社会保険に加入することによる年金や保障の変化を見てみましょう。

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最終更新:9/26(月) 5:21

マネーの達人