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【インタビュー】2作連続で劇場公開される『闇金ウシジマくん』を原作者・真鍋昌平はどう見るか?

トレンドニュース(GYAO) 9/26(月) 12:48配信

「1日3割(ヒサン)」「10日で5割(トゴ)」という非合法な金利で金を貸し付けるアウトローの金融屋「カウカウファイナンス」の社長・ウシジマ(山田孝之)を主人公に、金と欲望に翻弄(ほんろう)される人々の転落人生をハードでコミカルなタッチで描く社会派エンターテインメント「闇金ウシジマくん」の劇場映画が2作連続で公開される。
9月22日より公開中の『Part3』は、原作の「フリーエージェントくん編」×「中年会社員くん編」を映像化。かたや高額アフィリエイトによって秒速で何億も稼ぎ出す男に群がるフリーター、かたや組織にしがみつく大企業のサラリーマンたちが、欲望にからめとられ、それぞれに堕ち行くさまをダイナミックに描き出す。

劇場公開中「闇金ウシジマくん Part3」劇場予告編映像>>

そんな劇場版『闇金ウシジマくん』を原作者・真鍋昌平はどう見るのか。本人に聞いてみた。

――今回の劇場版は、『Part3』(9月22日(木・祝)公開)と『ファイナル』(10月22日(土)公開)の2本連続で上映されることになりましたが、それを聞いた時はいかがでしたか?

真鍋「間が空いてないのでお客さんは入るのかなという心配が、正直ありましたね。ただ、最近よくある前後編ものではなく、一本一本が独立した作品となりましたし、しかも、どちらも完成度が高く、良かったです」

――映像化されたことでの反応は?

真鍋「ネットなんかで、うまくいっていない人のことを“ウシジマくんっぽい“と呼んでいるのを見つけると、世間に浸透しているんだなと感じましたね」

――2004年に連載が開始されてから12年。連載当初と比べても、扱うテーマなどが変わってきたりしたのではないでしょうか?

真鍋「そうですね。連載を開始した当時はまだ、格差社会というようなことをそれほど言われていた時期ではなくて。ぼんやりと貧困層というものがあると感じつつも、でも世間的にはまだ浸透されていなかったと思うんです。だからそういった描写はあえて徹底的に描きました。でも、それからだんだんと社会状況が良くない方向に進んできたじゃないですか。そうすると、あまりにも不幸な物語を描き続けても、読む方の体力がなくなってくるんじゃないかと思うようになりました。それからは、ハッピーエンドで終わるような話も描いたりもしますし、いろいろと変えていきましたね」

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最終更新:9/26(月) 12:48

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