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マノーF1、来季新車は今年1月に着手。予算不足をソフトウエア分野向上で補う計画

オートスポーツweb 9/26(月) 12:53配信

 マノーF1のオーナーであるステファン・フィッツパトリックが、チームは1月から2017年マシンの開発に着手していたことを認めた。来季はレギュレーションの変更により、ポジションを上げるチャンスが与えられることを期待しているという。

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 マノーはチームの買収が遅れたため、2015年シーズンは改良型の2014年マシンで参戦していたが、今シーズンは新車を投入。オーストリアGPではパスカル・ウェーレインがポイント獲得に成功し、コンストラクターズ選手権でザウバーを上回って10位につけた。しかし来季は技術レギュレーションが大幅に変更となるため、フィッツパトリックは大きな前進を遂げられると考えている。早い時期にリソースを(来季マシン開発に)割り振ったのは、このためだと話す。

「昨年、1年ごとにポジションをひとつ上げるという5年計画を立てた。いまのところ1チームが我々の後ろにいて、目標は達成できている。計画の1年目は、経験豊富な人材でチームを組み立てることで、これがマシン開発を効率的に行いつつ、コース上で最高の力を発揮するための手助けとなっている」

「来季は大幅なレギュレーション変更があるため、この計画を進めるうえでの大きなチャンスが得られるだろう。2017年のマシン開発開始は、1月に遡る。上級スタッフらがプロジェクトに加わり、多くの時間を注ぎ込んできた。今シーズンが開幕したころ、他チームが開発計画の3年目であったのに対し、我々はまったく新しいマシンでレースをしていた。来シーズンは誰にとっても再始動の年になるので、正しく物事を進めていけば、我々にも急成長の大きなチャンスが見込めるだろう」

 フィッツパトリックは「インディペンデントチームのトップ」になることをチームの目標として掲げており、フォース・インディアをこの好例としている。

「彼らは驚くべき仕事をしてきており、モデルとしては大変に素晴らしい。彼らの予算を考えると、そのパフォーマンスは卓越したものだ。毎年前進を続け、何が可能であるかを見せてくれる。それこそ我々が目指すべきものだ」

 マノーが予算面で大規模チームと戦うのは難しいと認めているが、ソフトウエアとデータ分析の分野では、リードを築けるとフィッツパトリックは言う。マノーは以前アマゾンでソフトウエア開発マネージャーを務めていたアルフォンソ・フェランデズ博士を、技術チーフとして雇い入れている。

「コストパフォーマンスの点で他を出し抜くことができるとすれば、データとテクノロジーの分野だ。大きなアドバンテージを稼げるか、少なくとも同等になることが可能だと考えている。CFDとデータ分野では、我々は世界最高かそれと同じレベルに達するべきであると思う」

[オートスポーツweb ]

最終更新:9/26(月) 12:54

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