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WTCC上海:最終ラップの逆転劇。ボルボが今季初優勝

オートスポーツweb 9/26(月) 19:59配信

 世界ツーリングカー選手権(WTCC)は24~25日、上海国際サーキットで第10ラウンドが行われ、オープニングレースではテッド・ビョーク(ボルボS60ポールスター)が初優勝。メインレースではホセ-マリア・ロペス(シトロエンC-エリーゼWTCC)が優勝した。

■予選/MAC3
 24日に行われた予選では、ロペスがQ3の最終アタックで1分49秒339をマーク。それまで首位に立っていたニック・キャッツバーグ(ラーダ・ベスタWTCC)を0.161秒上回りメインレースのポールポジションを獲得した。

 キャッツバーグに続く3番手にはイバン・ミューラーが続き、シトロエンは選手権ポイントを3点追加。これにより決勝レースを待たずして、シトロエンが“暫定”チームチャンピオンに輝いた。

 予選レース後に行われたMAC3では、予選9番手が最上位だったホンダ勢が躍進。ラーダを0.295秒下して、今季6勝目を挙げている。

■オープニングレース
 2番グリッドスタートのノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)が抜群のスタートを決め、ポールシッターのジョン・フィリッピ(シボレーRMLクルーズTC1)を交わして首位に躍り出る。

 2番手にトム・チルトン(シトロエンC-エリーゼWTCC)、3番手にガブリエル・タルキーニ(ラーダ・ベスタWTCC)と続き、6番手グリッドからスタートしたビョークが4番手にポジションをあげた。

 16周目、チルトンのミスを見逃さずタルキーニがオーバーテイクを仕掛けるが、ここで両者は激しく接触。2台ともピットインを余儀なくされ、ビョークが難なく2番手まで浮上する。

 ここからビョークは、トップのミケリスを猛追し、ファイナルラップにテール・トゥー・ノーズへ持ち込こんでいく。

 セクター1~2でミケリスの背後についたビョークは、上海国際サーキットの名物であるバックストレートでスリップを巧みに使いオーバーテイク。そのまま逃げ切自身初の優勝を劇的な形で掴んでみせた。2位はミケリス、3位にはミューラーが入っている。



■メインレース
 2番手のキャッツバーグがスタートで失敗し4番手まで後退したこともあり、ポールシッターのロペスはプレッシャーを受けることなく1コーナーをクリア。2番手にミューラー、3番手にメディ・ベナーニとシトロエン勢がトップ3を独占していく。

 レース序盤はミューラーが首位ロペスを上回るラップを刻んでいたものの、以降はギャップが広がり始める。

 今回はもてぎ大会であったような“譲り合い”はなく、最終的にロペスが11.037秒もの大量マージンを築いて、今季8回目のトップチェッカーを受けた。

 2位、3位はミューラー、ベナーニでシトロエンが表彰台を独占。また、ベナーニは暫定ながらWTCCトロフィーのタイトルを手にしている。

 ホンダ勢は思うようにペースを上げられずティアゴ・モンテイロ(ホンダ・シビックWTCC)の8位が最上位だった。

 第11ラウンドは11月5~6日にタイラウンドが予定されているが、資金面の問題からキャンセルされる見込み。そのため次戦は11月24~25日の最終戦カタールラウンドとなる。

 なお、来週行われるワールド・モータースポーツ・カウンシル(WMSC)で正式にタイラウンドのキャンセルが決まればシトロエンによるシリーズ連覇、WTCCトロフィーのタイトルも確定する。



[オートスポーツweb ]

最終更新:9/26(月) 20:24

オートスポーツweb

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