ここから本文です

<高校野球>コザ21年ぶり8強 “ヤマ場”沖縄尚学戦制したエース熱投

沖縄タイムス 9/26(月) 8:45配信

 高校野球の第66回沖縄県秋季大会(主催・県高校野球連盟、共催・琉球放送、沖縄タイムス社)第9日は25日、コザしんきんスタジアムなどで3回戦4試合を行い、コザ、興南、嘉手納、知念が準々決勝に進み、8強が出そろった。

 コザは2-2の八回、7番照屋竣生の内野安打で勝ち越し。投げてはエース護得久廉が完投し、3-2で第2シードの沖縄尚学を破って21年ぶり19度目の8強進出を果たした。

 興南は1-4の八回、打者一巡で5長短打4得点し、5-4で八重山に逆転勝ちした。2年連続29回目のベスト8進出。嘉手納は初回に2点を先行されたが、三回に玉城七星が2点適時打、四回に新垣見頼が2点二塁打を放ち、4-2で豊見城を下した。準々決勝進出は2年連続9度目。知念は二回に4点、四回に3点を挙げて7-0の七回コールドで浦添商業を下した。8強入りは3年ぶり16度目。

 第10日は10月1日、準々決勝4試合を行う。

エース護得久 気迫で圧倒

 コザにとって“ヤマ場”だった沖縄尚学戦。マウンドには今大会初登板のエース護得久廉が立った。大会3週間前に左手中指の爪を割り、満足に練習ができないまま臨んだ大事な一戦で、沖尚打線を8安打自責点1に抑えて完投。最後の打者を「まっすぐで締めたかった」と3球三振に仕留めると、大きくガッツポーズをして雄たけびを上げた。

 120キロ台の直球と打者の手元で変化するチェンジアップや緩いカーブを中心に集めて凡打に仕留めた。

 2-2の六回1死三塁、強打者4番砂川リチャードを打席に迎えたが「打たれる気はしなかった」とチェンジアップで内野ゴロに。続く5番木村哲汰もファウルフライに抑えた。7番照屋竣生の内野安打で勝ち越した後の八回裏にも2死一、三塁のピンチを背負ったが、得点は許さなかった。

 けがのため、投げられるようになったのは大会5日前から。試合前日に先発を言い渡されたが「自分が全部投げて抑えてやろう」と、興奮して寝られなかったという。嘉陽宗雄監督は「気持ちで負けていなかった。動じずによくやってくれた」とたたえる。殊勲の護得久は「次も逃げずにインコースを中心に投げたい。きょうは気持ちよかったです」と喜びに浸った。(我喜屋あかね)

最終更新:11/4(金) 14:00

沖縄タイムス