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ハリウッド女優を生んだ日系人イベント ロサンゼルスで「二世週祭」

沖縄タイムス 9/26(月) 16:20配信

 【森田のりえ通信員】「日系の文化とコミュニティーを祝う」をテーマに第76回「二世週祭」が8月半ばの1週間、ロサンゼルスのリトルトーキョーで開催された。14日に行われたグランドパレードでは、沖縄県人会芸能部から琉球国祭り太鼓と踊りなど総勢70人余が出演。色鮮やかな衣装をまとい、華やかに街頭音頭を披露した。

 二世週祭の始まりは1934年、世界的経済不況からの復興を願ってリトルトーキョーの商店街に客を呼び込もうと開催された。太平洋戦争時には日系人の戦時転住で中断したものの、終戦とともに多くの日系人がロサンゼルス地区に戻ってきた。

 しかし当初はまだ二世週祭を祝うだけのエネルギーがなかったが、それから4年後、日系コミュニティーもパワーを取り戻し、二世週祭を再開させた。現在ではアメリカ社会の中でも最も伝統ある民族的祭典として注目されている。

 二世週祭では茶道、華道、書道、芸能、芸術、詩吟など、さまざまな日本文化を実演や展示イベントなどで紹介。ミスコンテストもあり、85年、二世週祭女王に輝いたタムリン・トミタさんは嘉手納生まれで、ハリウッド女優として活躍している。

 14日午後のパレードには、着任したばかりの日本総領事千葉明夫妻や日系退役軍人、日商会頭に就任した沖縄3世のキティ山城さん、日系諸団体の代表、二世週祭女王など多くの人たちがオープンカーに乗って沿道の人たちに手を振りアピール。沖縄県人会芸能部など200以上のグループが参加し、リトルトーキョーをにぎわせた。

最終更新:9/26(月) 16:20

沖縄タイムス

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