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高台に串本海保の新庁舎

紀伊民報 9/26(月) 17:00配信

 津波を避け、和歌山県串本町サンゴ台に高台移転した串本海上保安署の新庁舎完成式が24日、近くの串本ロイヤルホテルで開かれ、地元選出の国会議員や海上保安庁長官ら関係者約120人が出席した。

 旧庁舎は海抜約2・5メートルの場所にあり、南海トラフ巨大地震の想定では浸水し、災害活動拠点としての機能を失う恐れがあった。建設から40年ほどたっており、老朽化も進んでいた。

 これらを踏まえ、町土地開発公社が造成した海抜約53メートルの災害対策用地に新庁舎を建設。7月に完成し、8月から業務を始めている。鉄筋コンクリート2階建てで、床面積は1084平方メートル。広さは旧庁舎のおよそ3倍で総事業費は約4億1千万円。

 完成式では、川上誠田辺海上保安部長が「県南部における災害時の活動拠点を確保するため、高台に十分な機能を有する新庁舎の建設を要望した。職員一同、拡充された庁舎機能を駆使し、海上保安業務にまい進し、地元の皆さまの安心安全のために全力を尽くす所存」と式辞を述べた。

最終更新:9/26(月) 17:00

紀伊民報