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荒船海岸で幻想の光写真に

紀伊民報 9/26(月) 17:00配信

 NPO和歌山芸術文化支援協会(和歌山市)が主催する芸術イベント「森のちから9 森・HIKARI・海」で、和歌山県串本町に滞在しながら作品の公開制作を進めている東京芸術大学先端芸術表現科教授の佐藤時啓さん(59)が、町内で撮影した写真作品を同町潮岬の潮岬青少年の家で展示している。24、25日はアート・ツアーがあり、和歌山市から訪れた参加者らが作品を鑑賞し、佐藤さんから話を聞いた。公開制作は28日までで作品の展示も同日までの予定。

 芸術家が滞在して公開制作をし、ワークショップなどで地域住民と交流しながら、熊野の豊かな森の魅力を発信するイベント。県紀の国森づくり基金を活用している。開催は9回目で、今年のテーマは「森から海へ」。佐藤さんは過去2回、田辺市中辺路町で滞在制作しており、串本町では初めて。

 佐藤さんは10日から公開制作に取り掛かり「光―呼吸シリーズ KUSHIMOTO」と題した作品を制作。同町田原の荒船海岸で、大型カメラに太陽の光を手鏡で繰り返し反射させ、長時間露光させて撮影した。岩礁にたくさんの光が浮かび上がった幻想的な作品になっている。

最終更新:9/26(月) 17:00

紀伊民報