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2隻同時の接岸可能に 金沢港大浜岸壁、拡張工事が完了

北國新聞社 9/26(月) 3:14配信

 金沢港大浜岸壁の延長を260メートルから400メートルに拡張する工事が完了し、25日、現地で完成式典が行われた。岸壁が長くなったことで貨物船の2隻同時接岸が可能となったほか、16万トン級の大型外航クルーズ船も安全に寄港できるようになった。関係者は日本海側の拠点港として金沢港のさらなる飛躍に期待を寄せた。

 国直轄事業で2012年度から4年間で総事業費31億円を投じ、新たに岸壁140メートルを整備した。貨物船が2隻同時に停泊できるスペースを確保し、悪天候で船の入港が重なっても、効率的に荷降ろしができるようになった。

 式典で中神陽一北陸地方整備局長は「地域経済の活性化に大きく貢献できる」と整備効果を強調し、石川県の谷本正憲知事は「貨物の拡大や航路拡充、クルーズ船の誘致に向けて積極的にセールスを展開する」と意欲を示した。国土交通省の菊地身智雄港湾局長、馳浩衆院議員、岡田直樹参院議員、北村茂男、佐々木紀の両衆院議員、宮本周司参院議員、宮下正博県議会議長、山野之義金沢市長が順にあいさつした。

 大浜岸壁には、パナマ籍の貨物船コスミックエースがコマツの大型油圧ショベルやホイールローダーなどを載せるために接岸された。式典後、台風16号の影響で到着が遅れていた韓国籍のサンスタードリームも大浜に入り、コマツの建機を積み込んだ。

北國新聞社

最終更新:9/26(月) 3:14

北國新聞社