ここから本文です

浦和MF柏木「全部の駆け引きに俺は勝てた」ドリブル&絶妙スルーで得点演出

ゲキサカ 9/26(月) 11:45配信

[9.25 J1第2ステージ第13節 浦和3-0広島 埼玉]

 浦和レッズの攻撃の起点となって真価を発揮したMF柏木陽介は、充実感に満ちていた。

「今年の自分たちは違うという自信を持って、毎年そういう気持ちで臨んでいる。相手に合わせずに自分たちらしく試合ができた。良いカウンターを仕掛けられるシーンが多かった」
 
 素早い切り替えから先制点を呼び込んだ。広島のFWピーター・ウタカがPKを失敗した直後となる前半34分に、自陣から約50メートルの距離をドリブルで持ち上がった。「コンマ何秒のところで全部の駆け引きに俺は勝てた。あのタイミングで出せて、前に自分が走ったことでゴールにつながった」。右サイドのMF武藤雄樹へのパスを選択すると、自身はゴール前へ走り込む。目の前で相手DF千葉和彦がクリアミスしたボールがゴールに吸い込まれると、両手を突き上げた。

 瞬時の判断が冴えていた。後半5分に2得点目が生まれたシーンでは、相手DF3人を引き付けてタメを作りながら、広い視野でMF高木俊幸やFW興梠慎三を捉え、広島DF2人の間を通す絶妙なスルーパスを高木に供給した。

「ボールに触らずにいろんなところの駆け引きに勝てていたし、落ち着いて感覚が研ぎ澄まされた感じでプレーできた。(興梠)慎三までいけたらいいかと思ったけど、トシ(高木)がいい動き出しをしてくれた」
  
 キレのあるプレーで攻撃を組み立て、最後まで走り抜いた背番号10。要所では低い位置まで下がり、守備にも奔走した。負傷明けは鳥栖戦(○2-0)で72分、FC東京戦(○3-1)で86分に出場し、広島戦でフル出場とピッチに立つ時間を伸ばしながら、調子を上げている。「疲れている中でも決められる選手になりたい。疲れてボールを蹴れないのは一流ではない」。柏木は自身を鼓舞するように誓いを立てた。

 チームは2年連続となるチャンピオンシップ(CS)出場権を獲得。まずは残り4試合、しっかりと走り勝ってみせる。

最終更新:9/26(月) 11:45

ゲキサカ