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松山英樹の米ツアー3年目が終了 スタッツから見る成長と課題

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 9/27(火) 7:41配信

◇米国男子◇ツアー選手権byコカ・コーラ 最終日(25日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7385yd(パー70)

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年間王者を決める4試合に渡るプレーオフの最終戦が閉幕し、松山英樹は5位タイの成績で終了。逆転による年間王者には届かなかったものの、今季5度目のトップ5フィニッシュでシーズンを締めくくり、フェデックスランクは米ツアー3年目にしてキャリアハイの13位に浮上して終えた。

米ツアーに初参戦した2013年以降と比較すると、獲得賞金(4,193,954ドル/約4億2360万円)、レギュラーシーズンのフェデックスランク(12位/1,468ポイント)ともに自己最高を更新。2月「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」では今季2勝目を手にしたほか、8月「全米プロ」ではメジャー自己最高の4位タイで終えるなど、着実な前進が見て取れる。

スタッツを見ると、持ち前のショット力はツアーでもトップクラスを維持。スコアに対するショットの貢献度を示す「ストローク・ゲインド・ティトゥグリーン」は全体6位にランクした。過去2年(2014年/4位、2015年/7位)と比較しても遜色のない数字だ。

対して、パットの貢献度を示す「ストローク・ゲインド・パッティング」は全体103位と低迷し、昨季の86位からも順位を下げた。そんなパットに関連した数字の中で光るのが、バーディ以上のパットを決める確率だ。今季33.37%は全体8位にランクされ、14年の32.14%(14位)、15年の32.41%(16位)を上回った。リーダーボード上位に定着する上で欠かせない勝負強さは、年々磨きがかけられていることが分かる。

これらの数字に対して、松山の反応は「何も思わない」と冷ややかだ。「自分が納得できるプレーが出来れば、シードギリギリでも仕方がないと思える。ショットもパットも、もう少し自分が思ったプレーができるようにしたい。その結果、池に入ったり、3パットを打ったとしても仕方がないと思っています」。

数字や結果などにはこだわらず、自分が信じるものや納得できることを追求して努力する気概は、3年目のシーズンを終えた今も変わらない。10月から始まる新シーズンもどこまでも貪欲に、ただ一心にクラブを振り続ける。(ジョージア州アトランタ/塚田達也)

最終更新:9/27(火) 7:41

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)