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ジブリ新作に赤トトロ!

シネマトゥデイ 9/27(火) 5:06配信

 スタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』での「スタジオジブリ作品」のトトロのロゴが、赤色になっていたことにお気づきだろうか? 通常、同ロゴは青色で、スタジオジブリ制作業務部取締役部長の野中晋輔氏によると、樋口真嗣監督の短編『巨神兵東京に現わる 劇場版』と同作のみ、トトロが赤色になっているという。

【動画】青トトロと赤トトロ

 ジブリが初めて海外の監督(オランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督、監督作『岸辺のふたり』は第73回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞)にオファーを出し、アーティスティック・プロデューサーに就任した高畑勲監督と共に足掛け10年で完成させた『レッドタートル ある島の物語』。無人島に流れ着いた男の一生をセリフなしで描いた意欲作で、タイトル通り赤いウミガメ「レッドタートル」が物語で大きな役割を果たしている。

 野中氏は劇中カメ以外では赤色がほとんど使われていないことに触れると、「赤という色は危険と愛の両方を表せる色。特別な意味合いを持っていて、ここぞというときに出てくるんです」と説明。冒頭のトトロのロゴも“レッドタートルの赤”が採用されており、同じ赤とはいえども『巨神兵東京に現わる 劇場版』とはまた違った色味になっているそう。それだけにジブリファンには冒頭から見逃せない作品になっているといえそうだ。

 ちなみにトトロが赤色になった経緯は極めてシンプルで、鈴木敏夫プロデューサーによると「『レッドタートル』だから、マイケルが赤がいいって」(同作がある視点部門特別賞を受賞した第69回カンヌ国際映画祭にて)。マイケル監督はその言葉に「ウイ」と笑っていた。(編集部・市川遥)

映画『レッドタートル ある島の物語』は公開中

最終更新:9/27(火) 5:06

シネマトゥデイ