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鉱業大手BHPビリトン 選鉱プロセスをブロックチェーン化

ZUU online 9/27(火) 6:40配信

世界最大の豪鉱業会社、BHPビリトンが、ブロックチェーン技術をサプライチェーンの記録に採用することを発表した。

垂直坑井や作動油試験の動きをリアルタイムで記録するという試みで、これまでは地質学者の手配からサンプルの分析まですべて供給業者任せだった選鉱プロセスが、劇的に効率化されると期待されている。

■供給業者用ウェブアプリケーションで効率化を図る

サプライチェーンブロックチェーン化は、今年6月4日から7日までヴァージングループの設立者兼会長、リチャード・チャールズ氏が所有するイギリス領バージン諸島の無人島、ネッカー・アイランドで開催された第2回ブロックチェーン・サミットで正式に発表された。

米メディアの取材に応じたBHPの地質学者、テイラー・スミス氏は、ブロックチェーンを採用した新システムが、供給業者とBHP間におけるデータの共有を通して、内部・外部業務の効率化に役立つと見こんでいる。

従来のプロセスはスプレッドシート上の記録に基づいたもので、正確性に欠けるうえに実時間にズレが生じる。

BHPは非効率的なシステムを改善するために、ブロックチェーン・スタートアップ、BlockAppsやマイクロソフトとも提携しているコンセンシスによって開発されたソリューションを採用し、リアルタイムでデータを更新するという手段に踏みきった。

このソリューションは供給業者用のウェブアプリケーションで、BHPの提携供給業者は今年末から利用可能になる。

BHPはイーサリアムとも提携し、独自のノードによるP2P型ファイル共有プロトコル「インター・プラネタリー・ファイルシステム(IPFS)も採用しており、総体的なシステムのブロックチェーン化に熱心だ。

スミス氏はUKやオーストラリアを拠点とする鉱業会社が国際的な取引を行っていることから、今後内部データベースのブロックチェーンが世界各地で進むと予想している。(FinTech online編集部)

最終更新:9/27(火) 6:40

ZUU online