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イチローらチーム全員が欠番「16」ユニホーム着用し事故死エースを追悼

東スポWeb 9/27(火) 10:20配信

【フロリダ州マイアミ26日(日本時間27日)発】マーリンズのイチロー外野手(42)の同僚のエース右腕ホセ・フェルナンデス投手(享年24)がボート事故で亡くなった衝撃から一夜明けたマーリンズ・パークはこの日も悲しみに包まれていた。球場周辺には悲報を受けて駆け付けたファンによる献花、写真、ボールなどが前日よりかなり増えた。ぼうぜんとしたり、涙を流しているファンもいた。

 球場内も同様だった。普段、クラブハウスは試合前に報道陣に開放されるが、ミーティングのためにドアは最後まで開かなかった。マーリンズのベンチには花が供えられ、対戦相手のメッツのベンチにはフェルナンデス投手のユニホームが飾られた。

 試合前の練習は時間通りに開始されたが、選手たちに笑顔はなく音楽もかからず、静まり返っていた。マウンドの後方にはフェルナンデス投手の背番号「16」が描かれ、場内の大型ビデオスクリーンにも名前と背番号が映し出されていた。内野手・ゴードンはグラブとボールと帽子を祈るようにマウンド上に置き、同僚を悼んだ。

 マーリンズのオーナー、ジェフリー・ロリア氏はこの日、「16」を欠番にすると発表した。ナインは練習ではそれぞれの背番号の入ったウエアを着ていたが、試合では全員がフェルナンデス投手の名前が入った「16」のユニホームを着用した。試合前にはフェルナンデス投手の死を悼んでセレモニーが催され、マーリンズナインとメッツナインがマウンド付近に集まり、それぞれハグを交わした。初回、1番・二塁で出場し、先頭打者弾を放ったゴードンはベンチに戻ると右胸を何度も叩き、涙を流した。エースとの突然の別れ。なかなか悲しみは癒えそうにない。

最終更新:9/27(火) 10:28

東スポWeb