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生鮮マグロで活性化 レストランバス、来月始動

琉球新報 9/27(火) 5:00配信

 那覇市は2016年度から、水産と観光を連携させた「那覇市水産・観光国際競争力強化事業」を始動している。その一環であるレストランバスは10月5日から本格運行を開始する予定。水揚げ量全国上位の生鮮マグロを生かして、観光からまちづくり、訪日外国人旅行(インバウンド)へつなげたい考えだ。


 同事業は内閣府の地域創生加速化交付金事業の補助を受けた1年間の事業。約4千万円の予算で市沿岸漁協の競りで落とした鮮魚を使った料理を移動中に味わう「レストランバス」などの事業と、水産拠点であることを生かした泊地区のまちづくり計画を実施する。

 レストランバスは、市の委託を受けた2企業による「那覇市水産観光都市構築を目指す共同企業体」が運営する。企業体が競り見学や南部観光を中心とした3コースを運行するほか、ホテルや団体などにバスの貸し出しも行う。さらに同事業では、マグロなどの鮮魚の海外販路拡大で課題となっていた梱包(こんぽう)技術やプロモーションにも市が一部補助する。シンガポールなどへのアジア展開と連動させてインバウンドも狙う。

 競り市場などに近い泊区周辺のまちづくり計画では、那覇地区漁協など水産関係の4団体にコンサルティング企業も含めたコンソーシアムを結成。今後、地域住民や水産関係者からまちづくりのビジョンを募り、水産物を生かしたまちづくりの計画を策定する。

 24日にはレストランバスの体験試乗が行われた。市商工農水課の担当者は「泊地区のポテンシャルをうまく生かしていきたい」と期待した。

 レストランバスの予約問い合わせは(電話)0570(666)447。バス貸し出しの問い合わせは角川アップリンク(電話)098(894)6552。

琉球新報社

最終更新:9/27(火) 11:33

琉球新報

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