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【ドイツ】Ifo企業景況感、大きく回復 ブレグジットの懸念払拭か

NNA 9/27(火) 9:00配信

 Ifo経済研究所は26日、9月のドイツの企業景況感指数(2005年=100、季節調整済み)が109.5ポイントとなったと発表した。前月からほぼ横ばいとの市場予想に反して大きく3.2ポイント上昇し、2014年5月以降で最高を記録した。英国の欧州連合(EU)離脱決定による懸念は早くも払拭(ふっしょく)されたようだ。
 
 Ifoは毎月、国内の約7,000社を対象にアンケート調査を実施。現在の景気に対する見方を示す「現況指数」と半年後の見通しを示す「期待指数」を元に景況感指数(総合指数)をまとめている。9月は現況指数が114.7ポイントと、8月から1.8ポイント上昇。期待指数は104.5ポイントで4.4ポイント伸び、昨年11月以降で最高に達している。
 総合指数を業種別に見ると、製造業は6.9ポイント上昇。期待指数が大きく10.8ポイント回復したほか、現況指数も上向いた。ほぼ全分野で楽観的な見方が広がった。
 小売りは現況指数が貢献して5.4ポイント、卸売りは期待指数が上がり5.9ポイントそれぞれ伸びた。建設は3.5ポイント上昇し、東西統一以降で最高を記録している。
 Ifoのクレメンス・フュースト所長は、「企業は向こう数カ月について明らかにより楽観的になっており、ドイツ経済は黄金色の秋を迎えそうだ」と喜びを表した。ロイター通信によると、同研究所のエコノミスト、クラウス・ウォールラーベ氏はブレグジット決定のショックは当面は吸収されたようだと指摘。わずかな不透明感は過ぎ去り、年内はドイツ経済に大きな影響はないと分析している。

最終更新:9/27(火) 9:00

NNA