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古関裕而夫妻生誕の地交流へ 福島市と豊橋市

福島民報 9/27(火) 11:02配信

 福島県福島市と愛知県豊橋市は、福島市出身で作曲家の故・古関裕而さん、豊橋市出身で妻の故・金子(きんこ)さん夫妻を縁にした都市間交流を10月に始める。協力して二人の歩みを掘り起こして共有し、両市民の結び付きを強める。金子さんを主人公にしたテレビドラマ放映に向けた署名活動なども展開し、相互の観光振興につなげる。
 福島市は昭和39年の東京五輪の選手入場行進で演奏された裕而さん作曲の「オリンピック・マーチ」を4年後の東京五輪で採用してもらおうと要望活動を展開している。
 豊橋市の市歌は裕而さんが手掛けた経緯がある。市制施行110周年の節目に市歌を市民に広く周知する取り組みを進めている中、福島市が裕而さんの曲に光を当てた活動に力を注いでいると知り、交流が芽生えた。
 両市は今後、それぞれの市に住む夫妻の関係者からさまざまなエピソードを聞き取り、一つにまとめる。福島市は毎年開いている古関裕而記念音楽祭などで二人の歩みや功績を市民に伝える。
 署名活動も両市で展開する。福島商工会議所青年部が10月29日、福島市で開く古関裕而音楽フェスに豊橋市の関係者が出席し、署名活動の開始を宣言する。福島市では青年部が協力し、10万人分を目標にする方針。
 福島市教委文化課の斎藤義弘課長(56)は「古関メロディーは応援歌をはじめ現在でも多くの人に愛されている。両市の市民の盛り上がりにつなげたい」と意気込む。市古関裕而記念館の栗原武弘館長(61)は「郷土の偉人の功績を豊橋市民に知ってもらうきっかけになる」と期待を寄せる。
 豊橋市シティプロモーション課の豊田達也課長(59)は「福島市と交流を深め、共に発展していきたい」と連携に意欲を見せている。

福島民報社

最終更新:9/27(火) 11:23

福島民報