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【スプリンターズS】渾身仕上げと和田の騎乗がかみ合えば…あるぞ!サトノルパンの一発

東スポWeb 9/27(火) 21:32配信

【スプリンターズS(日曜=10月2日、中山芝外1200メートル)dodo馬券】国内では秋のGIシリーズがいよいよ開幕。日曜中山ではスプリント王決定戦・GIスプリンターズSが行われる。春の王者ビッグアーサーが前哨戦を圧勝して断然人気ムードだが、その王座を揺るがす事態は起こるのか? 当コーナーは大逆転の可能性を“怪盗”サトノルパンに託すことにした。

 1番人気のセントウルSを堂々と逃げ切った韋駄天ビッグアーサー。しかし、スプリンターズSが2000年に秋開催に移行してから、この最大の前哨戦と同年の本番の両方を制したのは02年ビリーヴの1例だけ。あのロードカナロアでさえセントウルSでは2年連続で2着に敗れ、そこから“逆襲”という形でスプリンターズSを連覇した。

 春秋スプリントGI制覇を目指すビッグアーサーも疑ってかかりたい。そこでサトノルパン。昨秋のGIII京阪杯の覇者で全成績は〈5・3・2・10〉。2、3着が少なく、連勝は一度もない。いわゆる「勝つか、そこらにいない」というキャラだ。

 この成績だけでも“クセ者”と見当がつくが、実際にサトノルパンは規格外れの激しい気性の持ち主。競馬で折り合いを欠いたシーンは数知れない。そもそも競馬の基本となる日々の調教から難儀だ。これまでも厩舎スタッフが様々なコースで手を替え品を替えて工夫を凝らしたが、それでもかかる癖は5歳の今でも変わらない。

 22日の坂路での1週前追い切りでもスタート直後から折り合いを欠いて4ハロン50・3―37・9―26・0―13・8秒。時計は速いが、テンからのラップは12・4―11・9―12・2秒…いわゆる“逆時計”だ。これには村山調教師も「騎手(和田)が乗りたいというので乗せたら、こうなってしまった。うち(自厩舎)でやりたいと思っていたのだけど」と渋い表情。

 しかし、転んでもただでは起きないのが和田という男。「(調教)時計については何とも言えないけど…。ただ、状態の良さは以前乗った時以上と感じた。馬はいいわ」。内心は暴走気味になった相棒に底知れない可能性を感じている。「能力があり余ってる感じ。一完歩目から真面目に走ってしまう生粋のスプリンターだね。これで普通に競馬ができれば…」

 実際に重賞初制覇となった京阪杯では、このコンビでビッグアーサー以下を封じ込んだ。秘めた能力は現チャンピオンにもヒケを取らない。

「枠やゲートとかいろいろあるけど、ハマれば通用せんことはない。気分良く走らせることができれば」と和田。コパノリッキーやテスタマッタを立ち直らせた村山厩舎のスタッフなら、必ずや本番までにはピークの状態に仕上げるだろう。

 非凡な資質、厩舎の渾身仕上げ、そして腹をくくったベテランの手綱がうまくかみ合えば…ビッグアーサーの手からタイトルを鮮やかにかすめ取っていくに違いない。

最終更新:9/27(火) 21:38

東スポWeb

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