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イオン店舗で「ガチャ」を利用したオムニチャネル施策

ITmedia マーケティング 9/27(火) 12:06配信

 グランドデザインが運営する「購買・来店コンバージョン型」のスマートフォンオムニチャネルプラットフォーム「Gotcha!mall(ガッチャモール)」を活用した販売促進の取り組みを、国内最大手の総合スーパー「イオンリテール」南関東カンパニーが開始した。店舗に足を運ぶ来店客をオンラインユーザー化して継続的な店頭購買を促進する。まずはイオンスタイル東戸塚からスタートした。

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 イオンリテール南関東カンパニーは2016年9月にGotcha!mallへ出店。サイトから店舗へ誘導する「スマホ起点プラン」を実施していた。今回新たに、店舗から来店客を同サービスに誘導する「店頭起点プラン」を実施する。

 同プランでは、店舗内にGotcha!mallへの入り口を設置し、店舗からシームレスで来店客を誘導。ストアロイヤリティーの低い利用者を含む来店客の掘り起こしと、継続的にユーザーにアプローチできる環境を構築する。また、ユーザーが足を運んだ店舗を把握し、同サービスへ誘導した後のオンライン上での行動履歴や位置情報、購買行動をトラッキングしてデータを分析。ストアに対するロイヤリティーを明確にすることで、それぞれのユーザーに最適なインセンティブの出し分けが可能になり、店頭購買促進へとつなげることもできる。

 今回の取り組みでは、店舗にカプセル自販機「ガチャ」を設置する。ガチャを回すとGotcha!mallで使えるスマホ受け取り用の紙クーポンが入ったカプセルが出る。クーポンに記載されたQRコード経由でログインするとサイト上でクーポンが使えるようになる。

 同施策は9月24日にスタートし、25日時点でスマホ誘導率は15%以上、ガチャの回転数は想定の7倍以上だった。子連れの家族だけでなく年配の夫婦も施策を楽しんでおり、年齢に左右されない集客パワーを見せているという。

 ストアロイヤリティーの低い来店客などへのアプローチ不足を課題としていたイオンリテールが、同サービスの店頭起点プランを評価し、共同での施策の実施が決まった。インセンティブの最適化による、来店客のオンラインユーザー化が販促効果の最大化につながると想定しているという。

 Gotcha!mallはゲーミフィケーションとデータマネジメントの仕組みにより、ユーザーと店舗の双方に個別最適なクーポンを提供するサービス(ビジネスモデル特許取得済み)。オンライン広告やチラシによる誘導策の購買効果が明確ではないという小売店の課題を解決する「購買コンバージョン」モデルを基盤とし、クーポン利用ログやPOSレジとの連動により、費用対効果が明確な店頭購買促進を可能にする。

最終更新:9/27(火) 12:06

ITmedia マーケティング