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自動的に移動する椅子「プロパイロットチェア」、日産が開発 行列店のストレス軽減に

ITmedia ビジネスオンライン 9/27(火) 17:52配信

 日産自動車は9月27日、自動運転技術から着想したという、自動的に動く椅子「プロパイロットチェア」を開発したと発表した。新型「セレナ」に搭載した「プロパイロット」技術を分かりやすく伝えるのが狙い。実際に利用を希望する飲食店を公募する。

【行列店でもお客は座ったままでOK】

 人気飲食店の店先で、椅子に座りながら待っている客が立ったり座ったりを繰り返すストレスを軽減する──という椅子。(1)先行する椅子を認識し、(2)一定の距離を保ちながら追従、(3)指定されたルートに合わせてストップアンドゴーを自動で行う機能を備え、自動操舵で移動する。

 先頭の客が椅子を離れて店に入ると、その椅子は自動的に最後尾に移動。2番目のいすは先頭に移動し、その後ろの椅子もそれに続く──という形で動く。待っている客は座ったままで待つことができ、列が動くたびに立つ必要がなくなる。

 同社は8月に、自動運転技術「プロパイロット」を搭載するミニバン「セレナ」を発売。高速道路などで先行車両との距離を保ちながら、車線の中央を走るようにステアリング制御も行う。新型セレナは発売1カ月で目標の2.5倍となる約2万台を受注しており、うち7割が同技術を装着しているという。

 同社は「プロパイロットがドライバーの渋滞によるストレス緩和に貢献するのと同様、『プロパイロットチェア』 は人気飲食店の店先などで見られる行列時の起居動作のわずらわしさを解消する」としている。

 実際に「プロパイロットチェア」を試用してみたい飲食店などへ無償貸与する予定。希望者は、自身のSNSアカウントからハッシュタグ「#NissanProPilotChair #Wanted」を付けるなどして応募する。応募受け付けは12月27日まで。詳細はWebサイトで。

最終更新:9/27(火) 17:52

ITmedia ビジネスオンライン