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までぇに街いま 立町 ハート&アート空間 BE I(ビーアイ)

河北新報オンラインコミュニティー 9/27(火) 15:12配信

 「までぇに街いま」取材班が今回紹介するのは、仙台市青葉区の立町地区。晩翠通、西公園通、広瀬通、定禅寺通。東西南北を仙台市内の代表的な四つの通りに囲まれ、江戸時代には仙台藩祖・伊達政宗とともに岩出山(大崎市)から移った御譜代町の一つとして栄えた。立ち並ぶ中高層マンションの間に老舗企業や雑居ビルが点在する住宅街を巡った。



ハートandアート空間 BE I(ビーアイ)


 西公園通を挟んで西公園が見渡せるビル2階にある創造表現アトリエ。子どもたちに心と体を自由に解き放って感性を磨いてもらおうと、代表の関口怜子さん(70)が1987年12月に開設した。
 関口さんが熟慮の末に決めたビーアイという名称には、「常に自分であれ」という強いメッセージを込めた。「アイ」には、「愛」や「会い」の意味も含めた。


 当初は3歳~小学6年生を対象に、西公園で樹木の写生をしたり、詩を朗読し合って感想を絵で表現したりするプログラムを展開してきた。最近は、大人向けの和食料理教室や掛け軸制作講座なども開催。現在はビーアイが大好きな2~70歳の老若男女計約60人が通ってくる。

 「ここに来ていた子どもたちの中には、アメリカの大学で現代音楽の先生になった子や、東京でフリーライターとして活躍している子もいます」と話す関口さん。
 自分に自信がなかった子が、上手に絵が描けた時にパッと笑顔になる。「『自分はこんなにできるんだ』と表情が変わっていく瞬間に立ち会えることが一番うれしい」としみじみ語った。


アトリエは仙台市青葉区立町20の11 ミカミハウス2階
連絡先は022(262)2969

河北新報社

最終更新:9/27(火) 15:52

河北新報オンラインコミュニティー