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コンベンション整備 佐賀市が駅前構想白紙

佐賀新聞 9/27(火) 9:49配信

JA側に見送り伝達

 JR佐賀駅周辺へのコンベンション機能を持つ複合施設設置計画を巡り、佐賀市は26日、JA佐賀市中央が建設計画を進める複合ビル内への設置を見送ることを決め、JA側に伝えた。秀島敏行市長が選挙公約に掲げていたコンベンション構想は、白紙撤回されることになる。市は30日に市議会全員協議会を開き、経緯を説明する。

 駅周辺整備は改めて構想を練り進めることになる。

 複数の関係者によると、8月29日にJA側が現在の西友佐賀店駐車場に造る複合ビルの計画図面を市に提示し、市として計画に参画するかどうか回答を求めていた。市はJA側の検討状況や、来年10月に市長が任期満了を迎えるスケジュールなどを考慮し、複合ビルへの設置を見送ったとみられる。

 市は開会中の市議会一般質問で、地権者のJA側との協議状況を説明していた。この1年間で10回ほど協議の場を持ち、JA側から昨年5月と今年8月の2回、計画図面を示された。8月の図面では複数の商業機能、金融機関、オフィス、コンベンション機能、駐車場などが記載されていたが、具体名は商業の1店舗だけだった。

 秀島敏行市長は議会で、JA側との協議が「必ずしもスムーズに進んでいない」との認識を示し、「今後どうするのか、いろいろな問題や検討しないといけないことがある。(計画を進めるか)判断する時期が近づいている」と答弁していた。

 昨年11月の市議会ではコンベンション整備について「不退転の決意」「任期中に道筋をつけたい」と実現に意欲を見せていた。

最終更新:9/27(火) 9:49

佐賀新聞