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新日鉄住金と中・武鋼のブリキ合弁「WINスチール」、年80万トン体制確立へ

鉄鋼新聞 9/27(火) 6:00配信

 【武漢発=高田潤】新日鉄住金と中国高炉大手、武漢鋼鉄の合弁会社「武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司」(略称・WINスチール、総経理・板垣毅氏)は来月4日に第2連続焼鈍ライン(CAPL)を稼働させる。操業開始から3年目に入り、当初計画の年産80万トン体制に向け全設備が立ち上がることになる。来年中にもフル稼働へと引き上げる計画だ。

 WINスチールは新日鉄住金と武鋼の折半出資会社。2013年末に第1CAPLと第1電気錫めっきライン(ETL)の稼働を開始したが、中国内の需要開拓に一定の時間が必要だったため稼働率を低めに抑え、第2CAPLの稼働も見合わせてきた。
 中国内の需要は必ずしも芳しくないが、高炉から一貫で造られる高品質なブリキ、ローモのニーズは強い。WINスチールは高級品を照準とし、今年に入り中国での営業強化の効果が出てきたことから、第2ETLも立ち上げ2基体制へ移行。これに続き第2CAPLを稼働させる。これにより酸洗・冷延ミル(CDCM、年産能力80万トン)の稼働率が高まる見込みだ。
 第2CAPLのフル稼働後は、ブリキとローモ(ブリキ原板)でそれぞれ40万トンの生産体制が確立。ローモは中国沿岸部のブリキメーカーへ販売する方針で、現在は日本からローモを輸出している広州太平洋馬口鉄(PATIN)向けに供給する予定。増産するブリキは中国内陸部の製缶メーカーへ販売する。
 WINスチールはCDCM1基、CAPL2基(計80万トン)、ETL2基(計40万トン)を主要設備とし、新日鉄住金から板垣氏はじめ18人が派遣されている。非常勤の副董事長には橋本英二副社長(グローバル事業推進本部長)が就いている。

最終更新:9/27(火) 6:00

鉄鋼新聞

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