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ふるさと納税、返礼充実し金額急増 空き家管理や減農薬里芋、勝山市

福井新聞ONLINE 9/27(火) 18:13配信

 ふるさと納税の返礼品や決済方法などを今春以降、見直した福井県勝山市で寄付件数、金額が大幅に伸びている。昨年同期比でいずれも3倍超となり、市では「選択できる返礼品とポータルサイト活用の効果によるものだろう。勝山独自の産品など今後も充実を図りたい」と話している。

 同市ではふるさと納税への関心が高まる中、本年度次々とてこ入れを図ってきた。

 4月にはインターネット上のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」からの申し込みとクレジット決済ができるように変更。

 返礼品は総務省が全国の自治体に見直しを呼び掛けたことを受け、従来の5品前後組み合わせ送付する形から、6月に寄付金1万円、2万円などコースに応じ16~20種類の特典の中から1品を選べる選択制に変更した。

 返礼品の内容も充実させている。市内にある寄付者の住宅が空き家となっている場合、家を管理するサービスも追加。人気のあった農産品も勝山市内で採れたものに限定し、減農薬里芋のほか最近では2016年産コシヒカリも追加した。

 この結果、4~5月までは件数、金額ともに伸び悩んでいたが、返礼品内容を見直した6月から急激に増加。4~8月末で件数で100件(昨年同期34件)、金額で334万7千円(同96万5千円)といずれも3倍超に急伸した。

 ポータルサイト経由の申込件数は全体の82%あり、73%が同市への初めての寄付だった。クレジット決済利用率も約6割近くに上ることが市の調査で分かった。

 市未来創造課では「コシヒカリ、里芋など勝山の食に人気が集まっている。さらに市の特産品を充実させ勝山の魅力や情報を発信していきたい」とし、本年度の目標金額については「昨年度の2倍の3千万円程度までいけたら」と話している。

福井新聞社

最終更新:9/27(火) 18:13

福井新聞ONLINE