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までぇに街いま 立町 とびばいさ甘座(あまんざ)

河北新報オンラインコミュニティー 9/27(火) 12:00配信

 「までぇに街いま」取材班が今回紹介するのは、仙台市青葉区の立町地区。晩翠通、西公園通、広瀬通、定禅寺通。東西南北を仙台市内の代表的な四つの通りに囲まれ、江戸時代には仙台藩祖・伊達政宗とともに岩出山(大崎市)から移った御譜代町の一つとして栄えた。立ち並ぶ中高層マンションの間に老舗企業や雑居ビルが点在する住宅街を巡った。

とびばいさ 甘座(あまんざ)

 定禅寺通に面した洋菓子店。東京でフランスやドイツの菓子を修業した渡辺了介社長(78)が、1968年12月に国分町で創業し、約10年後に現在の場所にも出店した。今は立町のみで営業する。

 「商品の作り置きはしない」という店の方針の下、毎日作りたての約40種の生菓子と約20種の焼き菓子がショーケースや棚に並ぶ。クリスマスやバレンタインデー向けに、冬季限定でチョコレート菓子も登場する。


 人気商品の一つが、創業当時からあるチーズケーキ。あっさりしたチーズとバターの調和が絶妙で、「私も幼稚園の時からよく食べてました」と三女で工場長の靖水(きよみ)さん(41)は笑う。幼稚園から帰宅し店に遊びに行く度に、お店の人から「何食べる?」と聞かれるとチーズケーキを選んでいたことを懐かしむ。

 もう一つの定番、ココアパウダーを混ぜたカスタードクリームを隙間なく詰めたチョコエクレアは、ずっしりした手応え。米大リーグのシアトルマリナーズの岩隈久志投手が東北楽天時代にお気に入りだったという。

 「創業50周年まであと2年。落ち込んでいる人が食べると笑顔になれるような、おいしいお菓子を届け続けたい」と靖水さんは今後を見据える。


店舗は定禅寺通沿いの仙台市青葉区立町26の18。
営業は午前10時から午後7時。定休日なし。
連絡先は022(263)7229。

河北新報社

最終更新:9/27(火) 12:00

河北新報オンラインコミュニティー

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