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京セラの水上メガソーラーが来年稼働へ。発電以外の意外な効果とは

ニュースイッチ 9/27(火) 12:30配信

千葉・市原で。水温上昇を抑え水質悪化が防げる

 京セラは、千葉県市原市の山倉ダムに設置する日本最大の水上大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設現場を公開した。2017年度後半の稼働を目指し、太陽電池パネルを浮きのような台に載せ、水上に並べる作業を続けている。完成すると出力は1万3700キロワットとなり、中規模のメガソーラー並みの大きさになる。

 「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」は、京セラと東京センチュリーリースが共同出資する京セラTCLソーラー(東京都千代田区)が運営する。現在は3万枚以上の設置が終わった段階だ。最終的には5万904枚が湖面に並ぶ。

 パネルを載せた浮きは水上を所定の位置まで運び、湖底に打ち込んだアンカーとワイヤで連結させて係留する。揺れることはあっても流されたり転覆したりすることはない。

 メガソーラーを建設できる土地が少なくなり、水上の利用が始まっている。京セラTCLソーラーは兵庫県や三重県で、合計4カ所の水上ソーラーを稼働させている。今後3年で10件の新設を目指す。

<解説>
 発電量の低下を招く温度上昇を抑えられるので、湖面のパネルは地上よりも発電量が増えることが期待される。またパネルがあることで水温の上昇が抑えられ、水質悪化が防げる効果もあるという。

最終更新:9/27(火) 12:30

ニュースイッチ