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ホンダが次期型シビック「タイプR」を早くも今週のパリサロンで世界初公開か

オートックワン 9/27(火) 20:24配信

パリサロン期間中の9月29日に、次期型シビックの「タイプR」がサプライズデビューするようだ。ちなみにベースとなる10代目シビックは日本でも販売するとアナウンスされている。どうやらシビック全てのバリエーションを日本でラインアップさせようということらしい。

新型シビック(欧州モデル)他、写真で見る(画像26枚)

すでに公表されている通り、新型シビックは 現在アメリカで販売されているモデル と、欧州で販売されているフィットベースのモデルを統合し、ワンモデルになる。欧州シビックの売れ行きが全く伸びず、次期型モデルを専用開発しようとすれば赤字確実。コストダウン作戦なのだった。

当然ながら次期型タイプRも、新型シビックのボディを使わなければならない。つまりフィットベースから、二回り大きなアメリカシビックベースになるということである。すでに開発は進められているようだけれど、大きなボディで大苦戦しているようだ。重量増もさることながら空気抵抗も大きい。

特にニュルブルクリンクでのラップタイムを追求しようとすれば、高速の伸びが重要。空気抵抗係数のCd値を低くしても、前面投影面積大きくなれば絶対的な空気抵抗は増えてしまう。もちろんボディの大型化による重量増も大きな課題。そこで現時点で10馬力パワーアップさせたようだ。

けれど10馬力くらいだし全く追いつかない。最新の情報では、タイムで現行のタイプRを上回っていないとか。ただ新型車の開発は目標値との戦い。現行タイプRだって苦労した結果の2リッターFF世界一である(現在はVWゴルフに抜かれた)。正式発売までに何とかしてくると思う。

デザインも現行タイプR同様にメカメカしい雰囲気

ちなみにデザインだけれど、パリサロンで発表される「標準シビック」のイメージと全く違うようだ。リアウイングやバンパー回りに装着された大型の空力付加物により、現行タイプR同様にガンダムちっくのメカメカしい雰囲気になっている模様。現行タイプRよりずっとカッコイイ?

さて、タイプRはこれから頑張ってもらうとして、シビックの場合、大きな問題は日本でも販売が予定されている標準モデルである。5ドアHBと4ドアセダンを導入するというが、写真を見て頂ければ解る通り完全なアメリカンスタイルで、全長4630mm×全幅1800mmと大きい。ヨーロッパだって売れないこと間違いなし。日本ではさらに厳しいと思う。

ホンダ以外の自動車メーカーの人に聞くと「絶対売れないでしょうね」。いや、ホンダ社員ですら「失敗確実のクルマを何で売るのか全く理解出来ない」。読者諸兄は新型シビックの写真を見てどう思うだろうか?

ちなみに日本仕様の新型シビックは、ステップワゴンと同じ1500ccターボ搭載で、250万円くらいになるようだ。

[Text:国沢光宏]

最終更新:9/27(火) 20:24

オートックワン