ここから本文です

難易度の高いヴォーカルもお手の物、ザ・ウィークエンド色の強い濃厚なR&Bソング「スターボーイ」(Song Review)

Billboard Japan 9/27(火) 20:00配信

 2015年、全米で最も飛躍したシンガーといえば、ザ・ウィークエンドだろう。2014年の年末から、アリアナ・グランデとのデュエット曲「ラヴ・ミー・ハーダー」がロングヒットを記録し、最高位7位をマーク。続いて、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の挿入歌として「アーンド・イット」が自身初のTOP3入りすると、「キャント・フィール・マイ・フェイス」「ザ・ヒルズ」の2曲が連続で首位に輝き、8月にリリースした2ndアルバム『ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス』も、堂々のNo.1デビューを果たした。

 本作のリリースから1年、ザ・ウィークエンドが早くも自身の3作目となるスタジオ・アルバムをリリースすると発表し、アルバムからの先行シングル「スターボーイ」が9月22日に発売された。ゲストには、「ゲット・ラッキー」(2013年)などの大ヒットで知られるエレクトロ・デュオ、ダフト・パンクがクレジットされていて、プロデュースも彼らを中心に、ドック・マッキンニー、サーキットといったヒットメイカーが参加している。

 ダフト・パンクらしさはあまり感じない、ウィークエンド色の強い濃厚なR&Bソングに仕上がっていて、「キャント・フィール・マイ・フェイス」のような華やかさはなく、先行シングルとしてのインパクトは、若干弱いかなという印象も受けるが、「ザ・ヒルズ」のように、聞けば聞くほど味わい深くなってくるような曲ではある。同じフックを繰り返しているようで、徐々にキーが上がっていく難易度の高いこの曲は、ザ・ウィークエンドのボーカルだからこそ映えるのだ。

 ジャケット・アートを担当したのは、フォトグラファーのナビル・エルダーキン。キース・スウェットやモンテル・ジョーダン等を彷彿させる、90年代っぽさを意識した仕上がりで、「スターボーイ」を含め、本作にはどっぷり黒い、ナインティーズを意識したヒップホップやR&Bトラックが並ぶのではないかと予想する。アルバムに参加するゲストやトラックリストはまだ発表されていないが、アルバム・タイトルはシングルと同じ『スターボーイ』で、11月25日に発売される予定。

Text:本家一成

◎リリース情報
「スターボーイ feat. ダフト・パンク」
ザ・ウィークエンド
2016/9/22 RELEASE
デジタル配信
https://goo.gl/NcvASA

最終更新:9/27(火) 20:00

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]