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1年で表彰台に到達! 新井大輝がフィンランド・ラリー国内最終戦で3位入賞

オートスポーツweb 9/27(火) 18:05配信

 昨年度からTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにて欧州でトレーニング中の勝田貴元、新井大輝の次世代日本人ラリーストのホープたちが、9月23-24日に開催されたフィンランドラリー選手権最終戦『ピレリ・ラリー』に、練習車のフォード・フィエスタR5で出場。勝田貴元/ダニエル・バリット組は総合11位、クラス8位で完走。新井大輝/グレン・マクニール組は総合3位、クラス3位に入賞し、1年間の成長の証を刻んでみせた。

【フィンランドでの新井の走り】

 WRC世界ラリー選手権のラリー・フィンランドの旧ステージも組み込んだSS総距離120.59kmで争われる2日間のイベントは、フィンランドのタンペレ市を中心に9つのステージが設定された。例のごとく、国内戦とはいえハイアベレージ設定に加え、フィンランド特有の3次元的なアンジュレーションへの想像力と攻略法が問われるミックス・サーフェース・イベントとなっている。

 2本のSSのみとなったデイ1では両者ともに堅実な走りをみせ、新井はクラス6番手、勝田は13番手で終え、ラリー本番となるデイ2へ歩を進めた。

 迎えたデイ2、オープニングのSS3で新井はこのステージを知り尽くした地元ドライバー陣を抑えてトップタイムをマーク。「コ・ドライバーのグレンと一緒にこれまで色々工夫してきたペースノートが完璧に働いた結果です」と、自身のドライビングに手応えをつかむと、今季新設されたSS8とSS9でも連続トップタイムを記録。明らかにフィンランドのステージに順応し、ノウハウを積み重ねた成果が現れた走りを披露した。

 一方、勝田も「今回はペースノート作りがとても難しく感じた」と話すものの、SS5では得意とするターマックステージでトップタイムをマークし、無事にゴールランプまでマシンを運んだ。

「1年前のノートでは完走できませんでした。最後のステージではタイヤをバーストさせてしまいましたが、最後まで走り切ることができて本当によかったと思います。自分の課題も具体的に分かってきました。少しでも多くの経験を踏んで、ひとつひとつ改善し、自分の成長につなげたいと思います」と振り返った勝田は、総合11位完走を果たした。

 そして総合1位と9.6秒差、2位とは僅か1.6秒差で総合3位入賞となった新井は、「SS4でハーフスピンしてしまうなど、トップとかなり離されてしまったステージもありましたが、最後のSS8とSS9で差を詰めることができて良かったです」と笑顔をみせた。

「ペースノートの表現について、これまでグレンとふたりで試行錯誤しながら色々やってきたことがうまく機能しました。それが良い結果へとつながり、自信にもなりました。次の課題はもっと自然に運転ができるようになること。また、地元ドライバーがどう走っているかを考えて走ることができれば、次はもっといい勝負ができると思います」と、新井。

 ふたり合わせて4ステージでトップタイムという成果に、ここまでの全イベントでインストラクティングを任されてきたヨウニ・アンプヤは、その育成の成果に一定の評価が得られたとコメントした。

「ふたりがそれぞれトップタイムを出したことは驚きではなく、やるべきことを着実にこなした彼らの当然の結果だ。新井がふたつのステージでタイムロスしてしまったことはとても残念だったが、ペースを取り戻してからの彼の走りは素晴らしかった。 勝田の走りは彼のペースノート経験の少なさがまだ影響しているが、今後さらに経験を積んでいけば競技スピードは自然についてくるはずだ」

[オートスポーツweb ]

最終更新:9/27(火) 18:12

オートスポーツweb

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