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32軍壕「慰安婦」文言復活を 沖縄タイムスの報道受け識者ら要請

沖縄タイムス 9/27(火) 13:35配信

 県が4年前に設置した第32軍司令部壕(那覇市首里)の説明板から「慰安婦」「日本軍による住民虐殺」の文言が削除された件で、同壕説明板設置検討委員会の元委員長・池田榮史琉大教授ら元委員3人は26日、担当する子ども生活福祉部を訪ね、文言の復活と検討委員会を改めて開催し再検証することを求めた。

 要請後、県庁で会見した池田教授らは、第32軍司令部壕で兵隊らと共同生活したとする、元「ジュリ」の正子・ロビンズ・サマーズさん(享年88)が明らかにした手記を2日付の本紙報道で確認したと説明。その上で、「正子氏の手記には、辻のジュリとして徴用され、首里の司令部壕に入り、20人余の女性が兵隊らと共同生活していたとある」と指摘。戦争体験者らの聞き取りを集め、「慰安婦」の存在を指摘した委員らのこれまでの研究結果を「追認する貴重な証言」と強調した。 元委員らは「総勢1千人余の将兵や県出身の軍属・学徒、女性軍属・慰安婦などが雑居していました」などとする原案について「全面的な復活を要望」し、1カ月以内の回答を求めた。要請文を受け取った平和援護・男女参画課の担当者は「上司に報告したい」と述べるにとどめた。

最終更新:9/27(火) 13:55

沖縄タイムス