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新入学準備金の支給前倒し

紀伊民報 9/27(火) 16:46配信

 和歌山県の田辺市教育委員会は、経済的に苦しい家庭を対象に公立小中学校入学時に支給する「新入学準備金」の支給時期を入学後から入学前に前倒しすることを検討する。「準備金」はランドセルや制服などを購入するためのもので、入学前の費用負担に悩む保護者に配慮する。学校への調査でも前倒ししてほしいとの要望があるという。

 このほどあった9月市議会一般質問で「準備金」を「(学年末の)3月に支給できないか」という久保浩二議員(共産)の質問に、弓場和夫教育次長が答弁した。

 経済的理由で就学が困難とされる世帯に、市教委は審査の上、学用品の購入や修学旅行費、給食費など学校で必要な経費の一部を支給する「就学援助制度」を設けている。

 直近の経済状況で審査するため、前年分の給与所得証明書などの提出を要件にしている。継続の場合、認定作業は3月上旬で、支給は4月下旬~5月上旬となっている。制服や体操服、体育館シューズなど入学前の費用負担が大きく、「準備金」の前倒しを求める声があるという。

 市教委によると、新入学準備金は小学1年生が2万470円、中学1年生が2万3550円。2015年度は小中学生合わせて167人に347万円を支給した。

最終更新:9/27(火) 17:04

紀伊民報