ここから本文です

珠洲の中島が日本代表 ウエイトリフティング世界ユース

北國新聞社 9/27(火) 2:59配信

 珠洲市のウエイトリフティング教室「スズドリームクラブ」所属の中島一馨(もとか)選手(同市緑丘中3年)が、10月にマレーシアで開催される世界ユース選手権の日本代表に選ばれた。各国の13~17歳の強豪が集う大会で、教室によると、県内から中学生が出場するのは初めて。中学の日本記録を更新し続ける中島選手は、世界のライバルに出会う場に向け、シャフトを握る手に力を込める。

 日本から女子に中島選手を含む中学生2人、男子に高校生3人が出場する。大会は10月20日に開幕し、中島選手は24日の69キロ級に登場する。教室のコーチで、アテネ、北京両五輪で日本女子代表監督を務めた浅田久美さんによると、東京五輪以降の主力選手育成を見据えた選出とみられる。

 小学5年から教室で練習する中島選手は、浅田さんと、夫の浩伸さんの指導で頭角を現した。中学1年の時に全国中学生選手権で優勝、2年から日本中学新記録を塗り替え続け、今年7月の同選手権は、日本記録であるトータル157キロ(スナッチ70キロ、ジャーク87キロ)で制した。

 練習場所の珠洲市ウエイトリフティング場では、全国大会出場を重ねる教室生や、飯田高生らが実力を高め合う。第71回国体(2016希望郷いわて国体)に出場する国体リフター最年長の浅田浩伸選手(緑丘中職)、岡田英典選手(飯田高教)、北川虎史選手(同高)、山下憲一選手(同)の珠洲勢とともに、中島選手は世界ユースへ仕上げの練習に励む。

 初の世界大会を前に中島選手は「楽しみでもあるけど、自分より強い人を見て勉強したい」と話し、晴れ舞台で日本中学新となるトータル165キロ(スナッチ75キロ、ジャーク90キロ)の記録を狙う。珠洲から五輪選手輩出を目標に掲げる浅田久美コーチは「創立4年で珠洲の教室生の手が世界大会出場に届いた」と話し、飛躍を期待している。

北國新聞社

最終更新:9/27(火) 2:59

北國新聞社