ここから本文です

Airbnb 「儲かる」価格設定は周辺物件を指標にする

ZUU online 9/28(水) 6:10配信

2016年は、訪日外国人旅行客が年間2,000万人を確実に超えるといわれています。日本の民泊需要は確実に拡大しています。Airbnbを代表とする民泊仲介サイトを利用して、民泊ビジネスへ参入を考えている方や、既に開始した方も多いことでしょう。

やはりビジネスというからには、利益が出ないと意味がありません。ここではAirbnbで儲けるためのキーポイント、「価格設定」について考えてみます。

■物件の魅力は価格設定がカギ

民泊を利用する人の動機は、「旅先の文化や生活に親しむ」「自分だけの旅行が設計できる」という旅の目的に合った宿泊先を見つけることが大きな要因です。しかしそれ以上に、「周辺のホテルよりも価格が安い」ということもあるようです。

儲かるためには、まずゲスト(宿泊者)に選んでもらわなくてはいけません。従って、ホスト(貸主)がリスティング(宿泊物件)の掲示設定をする場合には、周辺のホテルや他の同等のリスティングよりも低い価格を提示することが重要です。これができなければゲストの目を引くことはできません。リスティングの魅力を高めるには「まず価格設定ありき」なのです。

■周辺のホテルやリスティングの価格をチェック

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」。「儲かる」価格設定をするためには、周囲のホテルや他のリスティングの宿泊料を事前にチェックすることが重要です。そして、それらよりも少し安い価格設定をするのが望ましいといえます。ただし、周辺の相場より飛び抜けて安い価格を設定するのも考えものです。あまりに安いと、何かマイナスの理由があるのではないかと疑われてしまうからです。

ホテルの宿泊料は、ホテル検索サイトで簡単に調べることができます。また、周囲のリスティングの宿泊料については、Airbnbにはホストがリスティングの宿泊料金を設定しようとすると、自動的に周辺エリアの宿泊料平均価格が表示されるという便利な機能があります。そこで、ホスト自身が宿泊者になったつもりで、実際にAirbnbのサイト内を調べることをお勧めします。

■「儲かる」ためにはコストの把握も必須

どんなビジネスでもそうですが、コストが売上を上回っていてはいくら利用者が多くても赤字は膨れ上がるだけです。「儲かる」価格設定にするためには、民泊運営にかかるコストが、1人当たりどのくらいなのかをきちんと把握してください。

部屋の改装費用や、ベッドや寝具などの設置費用、水道光熱費、シーツやタオルなどのクリーニング代、トイレットペーパーや歯ブラシなどのアメニティ、部屋の清掃料などを計算して、一人当たりの宿泊コストを計算してみるのです。また、Airbnbに支払うサービス料や振込手数料を忘れがちですが、思いの外コストがかかるので注意してください。宿泊料の設定は、少なくともこうした諸費用を上回っていなければ、ビジネスとして民泊をやる意味がありません。

■Airbnbの料金設定を理解しよう

ホストが設定できるAirbnbの宿泊料金には、以下があります。
・ 基本料金
・ 清掃料
・ 追加人数料金
ゲストはこれに、Airbnbのサービス手数料を加えた金額をAirbnbに前払いします。

基本料金は1泊当たりの料金で、金・土の週末料金や1週間割引、月間割引を設定することができます。基本料金を高めに設定して長期割引で優遇すると、長期宿泊のゲストを確保しやすくなるはずです。逆に、基本料金を安くして短期の客をターゲットにすることも可能です。

清掃料は、1回の利用につき、何泊しても基本的に1回だけ請求できる仕組みになっています。追加人数料金は、同伴者1人追加につき発生する宿泊料のことです。

なお、Airbnbの料金検索では基本料金が対象となります。そのため、基本料金を安めに設定して清掃料を高めに設定するというのは、リスティングを検索されやすくする一つの方法です。しかし、こうした安易な方法を採ると、ゲストの評価が下がる恐れがありますので、あまりお勧めはできません。Airbnbは、レビューや口コミなどの評価も重要な集客アイテムとなります。

■奥の手はスマートプライシング

「儲かる」価格設定のための、「周辺の価格を知る」「リスティングのコストを知る」「Airbnbの価格体系を知る」という3つのポイントを紹介しました。

しかし「そんなに色々考えるのは、大変だ」という方も少なくないと思います。そんな方のためにAirbnbが用意したのが「スマートプライシング」です。宿泊料金の設定の際に、「スマートプライシング」を選択すると、リスティングの周辺地域の相場を自動的に表示し、上限価格と下限価格の推奨値を掲示してくれます。上限値と下限値を設定さえすれば、後は自動で、季節の繁忙期や閑散期も、週末価格も計算して設定してくれるという、まさに苦労知らずの価格設定です。こちらを利用してみるのも方法の一つかもしれません。 (提供:不動産投資ジャーナル)

最終更新:9/28(水) 6:10

ZUU online